荻窪~阿佐ヶ谷へと住宅街に残る大木を見ながら進む遊歩道
桃園川緑道が阿佐ヶ谷から整備されているが、荻窪から阿佐ヶ谷に至る遊歩道が好きだ。整備されていない、そのままの姿を見ることができるのが楽しい。ただ、整備されていないぶん、道を探すのは大変だけれど、それもまた楽しく思える。遊歩道沿いは、なかなかおもしろい光景が広がっている。
ここが川だと思うと、かつての景色が想像できて楽しい。川べりにこの樹は立っていたのだろう。と、遊歩道上に落ち葉に埋まった地図があった。落ち葉をどけてみよう。
地図によれば、今いる場所は天沼一丁目。ここから阿佐ヶ谷北一丁目を越えて中杉通りを越えるようだ。先に進むと、なんとも変わった光景だ。
樹齢はどのくらいだろう。かつてこのあたりが田園地帯だったときは、ランドマークにもなっていただろう、大きなイチョウの樹がある。僕が住んでいた80年代もここに立っていた。下の部分は近づいてみるとこんなかんじだ。
面白い景色が次々と続く。さらに、中杉通りを越えて、さらなる不思議ワールドに進んでいく。
次ページではさらにディープなゾーンへ。