笑いのツボがいっしょであることは「生活」を共にするうえで重要
まったく違うタイプが「融合」していっています
藤嶋:ご夫婦の仲良しのポイントはどんなところですか?森田:笑いのツボが一緒なんです。テレビを見ているときの笑いのツボも一緒だし、妻は、僕のしょうもない話を笑ってくれるし、僕も、彼女のしょうもない話も笑えるんですよね。まぁ、彼女が合わせてくれているのかもしれませんけどね(笑)。
藤嶋:ご夫婦は似たタイプなんですか?
森田:まったく違いますね。ところが、それが融合してきているんですよ。だらしない僕は、少しずつ几帳面に。几帳面な妻は、少しずつルーズな面が出てきたというか。どっちかに引っ張られるわけじゃなく「融合」なんです。
例えば、妻は、いろいろな想い出の品を置いておくのですが、すべてきれいに保存している。僕は、何でも適当に置く。そのうち、どこに置いているかわからなくなって捨てる。でも、僕は、整理整頓の勉強をし出した。妻のほうは、「捨ててもいいか」と処分できるようになってきました。