南国の雰囲気満載の南房総へ!

関東圏で“アメリカの薫りがするツーリング先”と言われると、横浜、横須賀方面を思い浮かべる方がほとんどかと思います。ところが房総半島の突端にある南房総周辺は、その立地による暖かさや波を求めてやってくるサーファーの多さから、南国テイスト全開なエリアとしても知られています。建物も日本のそれとはかなり趣の異なる海外テイストあふれるものばかりで、神奈川エリアとは違った味わいがあって楽しいのです。

せっかくバイクでツーリングに出かけるのであれば、何かテーマみたいなものがあると楽しさがグッと広がります。そこで今回は、私が自分の愛車であるスポーツスターXL1200R(2008)の生みの親ハーレーダビッドソンになぞらえて、南房総にあるアメリカの薫りがするスポットと見どころ溢れるルートをご紹介します。

市原サービスエリア下りの『BOSO FUN CLUB』から、アメリカンテイストがはじまります。

市原サービスエリア下りの『BOSO FUN CLUB』から、アメリカンテイストがはじまります。

東京から首都高、京葉道路と走って館山自動車道へ入ると、千葉・市原にて市原サービスエリアが姿を現します。今や一般的になったアミューズメント性を持たせた巨大SAで、房総の魅力や旬を取り揃えているところが大きな魅力。これから房総半島に向かおうって人にネタバレみたいなことしちゃうのもどうかと思いますが、さすがは房総半島のテイストを汲み取っているというだけあって、まだ市原だというのにアメリカンテイスト全開です。

ヤシの木が立ち並ぶ南国テイスト全開のストリートがお出迎え。

ヤシの木が立ち並ぶ南国テイスト全開のストリートがお出迎え。

市原SAをあとにして館山自動車道を南下、一車線の富津館山道路を抜け、いよいよ館山市へ。そのまま国道127号線を下っていかず、JR館山駅を過ぎたところで館山湾に出て、シーサイドラインを走ります。

館山湾を一望。

館山湾を一望。

ひたすら海と空が広がる館山湾が広がっています。ここが房総半島の名所であるフラワーラインのスタート地点のようなところで、突き出ている半島をぐるりと走りながらメインストリートへと入っていきます。

心地良い陽光と潮風を感じながら、フラワーラインを駆け抜けます。オートバイなら、房総半島の自然の魅力を五感すべてで味わえるのです。

心地良い陽光と潮風を感じながら、フラワーラインを駆け抜けます。オートバイなら、房総半島の自然の魅力を五感すべてで味わえるのです。

平砂浦が広がるシーサイドを走るフラワーライン。絶好のオンシーズンに来れば、その名のとおりさまざまな花が咲き誇るなかを走れるのです。やはりオートバイで走るなら、心地良い自然の広がりが味わえるところに限りますね。もちろん暑さや寒さを容赦なく浴びせかけられる乗り物ではありますが、クルマでは味わえない爽快感を楽しめます。

平砂浦から見た太平洋。

平砂浦から見た太平洋。

せっかくなので、途中でバイクを停めて平砂浦へと入り、iPhoneのパノラマ撮影で記念写真。こういう景色が一望できるところに房総のスケールの大きさを感じずにはいられませんね。そしてこの大海原の向こうにはアメリカが……と、テーマを忘れない演出も大切なのです。

本格ハンバーガーで気分も高揚

ご当地グルメも、ツーリングの大切な楽しみのひとつ。そして“アメリカの薫りを探す”ことが本ツーリングの目的ですから、当然アメリカンナイズなお店へと足を運びます。

本格ハンバーガーショップ『レインボーグリル』。

本格ハンバーガーショップ『レインボーグリル』。

フラワーロード沿いにある本格ハンバーガーショップ『レインボーグリル』は、都内のバーガー専門店で修行したオーナーが2013年にオープンしたばかりのニューカマー。駐車場も完備してあるので、バイクなら複数台停めることも可能。

オニオンリングとポテトが添えられたパイナップルバーガーはボリューム満点。

オニオンリングとポテトが添えられたパイナップルバーガーはボリューム満点。

もちろんいただきますハンバーガー。この日、オーダーしたのは『パイナップルバーガー』(950円也)。バンズから溢れ出ているジューシーなパティは当然ながらビーフ100パーセント。それも、オーナー自らが「ステーキのなかでもとりわけ美味しい部位を選んであります」というこだわりっぷり。これだけで十分お腹いっぱいにできちゃいます。

腹ごしらえはもちろん、南房総のアメリカはこれだけにとどまりません。ハーレーをこよなく愛するピザ屋やあの名ドラマのロケ地を次ページにてご紹介します。