自分の原因を探り、彼に伝えてみることから始める
外側だけごまかして繋がるのではなく、正面から向かい合うことはできますか?
まず、自分の原因を探って、相手に伝える練習から始めてみましょう。
前出の問題なら、「小さいころいつも両親が喧嘩していて、お父さんが大きな声を出すのが怖かったの。その挙げ句、二人は離婚したの。だから、大きな声を聴くと不安になるの。あなたとも終わってしまうんじゃないかって」と、素直にストレートに伝えてみるのです。
彼も彼女に対して「それは悪いことをしたな」と思えるでしょう。彼のほうも悪気はなく、前出のような根深い原因があるのかもしれませんし、ただ、ストレス発散できていないだけかもしれません。いずれにしろ、お互いが、自分の問題に向き合い、本当の気持ちを持ち寄ると、解決には早く辿り着きやすいものです。
これを独断で「彼とは、やっていけない」と何も告げずに別れたり、「彼のクセなら仕方ない」「私が我慢すればいいんだわ」と黙ってやり過ごしても、ほころびは大きくなってしまいます。どちらかが心身を壊す可能性もあります。
自分の気持ちを客観視すること、彼にそれをちゃんと投げかけてみること。
少し難しく感じるかもしれませんが、「原因」を探って「解決」するという、とてもシンプルなものです。大切な彼と長く関係を育んでいくためには、ぜひ、試してみてくださいね。ただし、自分の心と向き合うにはタイミングがあります。不安を感じるならタイミングをあらためるなど、柔軟に考えていきましょう。