実用域ではドコからでも力強く加速する
街中を走行していると、ストップ&ゴーが多く、制限速度も40km/hから60km/hがメインになる為、実用域と考えれば、30km/hから60km/hぐらいが最も良く使う速度域になります。23psを8500rpmで出力するエンジンは実用域のどこから加速しても力強く加速し、ストレスを全く感じません。単気筒エンジン独特の振動も多少はありますが、高速道路で80km/h巡航しても不快な振動を感じることは殆どありませんでした。
低速時からしっかりとトルクがある為、エンストの心配もあまりなく、仮にエンストしてしまってバランスを崩してしまったとしても、この軽さであれば、なんとか倒さずに済んでしまいそうな安心感があります。
もてあますことも無く、かといって不満を感じることも全く無い加速感は街中を走ることに関しては完璧なセッティングといえます。
CRF250Mは通勤スペシャルとして最高の1台
先日借りたヤマハのセローもそうですが、車体が軽く、パワーもそこそこあるオフロード系バイクやモタード系バイクは通勤や通学には最高の一台です。通勤通学に人気の原付二種系スクーターはシート下などに荷物を収納できるのが魅力ですが、リアキャリアとリアボックスを装着することで収納面は解決してしまいます。加えてスクーターと比べてると、ニーグリップをすることが可能で、横風に強いため、橋等を渡るときの安定感もあります。
大型のバイクだと、通勤の途中にコンビニによったり、スーパーによったりすると、取りまわししなければならず億劫になってしまいますが、このぐらい軽い車両だとストレスなく寄り道することが出来てしまいます。
シートが薄い為に1時間程度の通勤であっても若干お尻が痛いかな?と感じることもあった為、長時間のツーリングとなると、対策が必要になってくるかもしれませんが、高速走行時もパワーの不足を感じることは殆どありませんでした。
まさに万能選手なCRF250M。大型バイクのセカンドバイクとしてもオススメですが、快適ゆえにCRF250Mばかり乗ってしまうかもしれません。
CRF250Mのエンジン音 マフラー音はこちらでご確認下さい