電子マネーに強いクレジットカードを再度検証
クレジットカードを選ぶときに、メインカードは高還元率カードを、サブカードとしては電子マネーチャージでポイントが貯まるカードを選ぶと効率よくポイントを貯めることができるようになります。クレジットカードから電子マネーへのチャージで、クレジットカードのポイントを獲得し、電子マネーの支払いで電子マネーのポイントを貯めることができるのです。
しかし、電子マネーにチャージできるからと言って、クレジットカードのポイントが貯まるとは限りません。チャージできてもポイントが貯まらないカードがたくさんあるのです。
そんな中で、電子マネーに強いカードとして、「SoftBankカード」を紹介したことがあります。しかし、ソフトバンクモバイルの通信料金の支払いで貯まるポイントが、ソフトバンクポイントからTポイントに変更となり、SoftBankカードで貯まる「ソフトバンクマネー」の交換先から「ソフトバンクポイント」のメニューが消えるなど、SoftBankカードの雲行きが怪しくなってきました。
そこで、今回は電子マネーに強いクレジットカードを再度検証したいと思います。
リクルートカード(Visa)は、5つの電子マネーチャージでポイント獲得が可能
今回紹介するのは年会費無料で還元率が1.2%の「リクルートカード」です。国際ブランドはJCBとVisaから選べ、ポイントの貯まり方など、基本的なサービスは同じです。しかし、電子マネーへのチャージでポイントが付くかどうかが異なります。通常、電子マネーにクレジットカードからチャージするときに、ポイントが付くかどうかは実際に使ってみるか、カード会社に問い合わせなければなりませんが、リクルートカードの場合は、親切にもチャージでポイントが貯まる電子マネー一覧が掲載されています。掲載されている電子マネーには、リクルートカードからチャージしても、100円につきリクルートポイントが1.2ポイント貯まります。
JCBブランド : nanaco、モバイルSuica
Visaブランド : nanaco、楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCA
上記より、リクルートカードを選ぶ場合は、Visaブランドを選ぶと良いです。非常に多くの電子マネーが対応していることがわかります。
さらに、Visaブランドの場合は、リクルートカードのサイトには掲載されていませんが、au WALLETカードへのチャージも、auかんたん決済経由の場合はチャージでポイントが付与されます。
では、リクルートカードで貯まったポイントは何に使えるのでしょうか?
貯まったリクルートポイントは何に使えるの?
リクルートポイントは、正直利用しにくいポイントです。しかし、2014年7月からリクルートポイントがPontaポイントに交換できるようになり、2015年春にはリクルートカードで貯まるポイントがPontaポイントに切り替わります。Pontaポイントは2014年11月時点で約2万3400店で利用できます。ローソン、ゲオ、ケンタッキーフライドチキンなどで貯めて・使えるポイントです。
電子マネーにも強く、還元率の高い「リクルートカード(VISA)」。さらに、Pontaポイントが貯まるようになるなど、メインカードとしてもサブカードとしてもおすすめです。