写真撮影/ポートレートを撮る

自撮りに便利な「セルフィー棒」の撮影と活用方法(2ページ目)

外国人観光客の間で流行している、棒のようなものにカメラを付けて自撮りするスタイル。「セルフィー棒」などと呼ばれるこの自撮りの秘密兵器の使い方をご紹介しましょう。またこれを活用した撮影スタイルも公開!

瀬川 陣市

瀬川 陣市

写真撮影 ガイド

人物、ウェディング、料理、建築、海外取材など広い分野の撮影を行ってきたプロの経験をもとに初心者でもわかりやすい記事や単行本を執筆。これまで数多くの撮影講座、写真整理講座等の講師を担当。ピンポイントな内容ですぐに使えて撮影がより楽しくなる内容を心がけアドバイスしています。

...続きを読む

手の届かないところにカメラを伸ばして撮影

セルフィー棒はカメラを取り付けられる棒なので、カメラの延長棒として使うという方法もあります。高いところや手を伸ばしても届かない場所からレンズを向けたいときに使います。

例えば、池など水面に向けて撮影したいときは、セルフィー棒を使ってカメラを先に延ばしてレンズを向けます。この方法なら水面ぎりぎりでのアングルや高所から俯瞰した撮影が簡単に行えます。

セルフィー棒

手の届かないところにレンズを向けるのにもセルフィー棒は活用できる。


セルフィー棒

上の状況で撮影した画像。池の上の自在に撮影が可能に。


この場合も撮影方法はセルフタイマーを設定して行います。撮影する被写体とレンズの距離を想定してピントを合わせてシャッターを押してから10秒の間に撮りたい箇所にレンズを向けて撮影します。

暗い場所などではシャッタースピードが遅くなると手ぶれが起こりやすくなるので注意が必要です。フラッシュを使える場合は、強制発光に設定して撮影するなど手ぶれ対策をするという方法もあります。

水中で使うという究極の使い方も


セルフィー棒

セルフィー棒で海中にカメラを入れて撮影した動画映像のキャプチャー画像。カメラが防水タイプであれば水中撮影にも使える。


手の届かない場所ということは、水中にカメラを入れて撮影するという方法にもセルフィー棒は使えます。防水タイプのコンパクトデジカメなどを取り付けて、セルフィー棒で海中など水の中に沈めて撮影します。

水中などはどのように写っているのか確認しにくいので、再生するまで分からない場合もありますが、偶然性ながらなかなか楽しい写真が撮れることがあります。この場合は、カメラが万が一セルフィー棒から外れても大丈夫なようにストラップを棒に括りつけておくと安心です。

セルフィー棒を使って海中を動画撮影した映像をアップしてありますので、ご興味あればご覧ください。



セルフィー棒、自撮りはもちろん、手が届かないところでの撮影など一本あれば使える用途は広いカメラの周辺機材です。


 

【編集部おすすめの購入サイト】
Amazonで写真撮影関連の商品をチェック!楽天市場で写真撮影関連の商品をチェック!
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます