フライヤー・ノンフライヤー/フライヤー・ノンフライヤーのお試しレビュー

T-falの自動で混ぜるフライパン「アクティフライ」(3ページ目)

「揚げる」「煮る」などの調理ができる家電は多々あれど、「炒める」ができる調理家電は、このアクティフライフライが初!本国フランスはじめ海外で人気の家電が、日本向けのモードとレシピを追加しいよいよ上陸しました。

執筆者:戸井田 園子

炒め物に向く【モード2】

このモードは常にパドルが回転するため、炒め物に向きます。調理中の温度は180℃、回転パドルは1分間に約10回転します。

■チャーハン・加熱時間11分
アクティフライ【FZ205088】

最初に卵を3分間加熱、まだ卵はトロトロの状態

目玉とも言える炒め調理、やはり気になるのはしっかり炒められるのか?ということ。そこで炒め物の定番「チャーハン」にトライしました。レシピに従い、最初に卵だけを投入して3分加熱。卵はまだトロトロしている状態で、次にすすみます。

 
アクティフライ【FZ205088】

卵・ご飯・具材が、回転パドルにより見事にかき混ぜられている

卵の上からご飯と具を投入し、さらに8分加熱。モード2の加熱中は、ずっとパドルが回転し続け、卵・ご飯・具材が混ぜられて、徐々にパラパラになりだします。パドルがご飯を撹拌している様は、まるで小さな工場のようで、眺めていても飽きません。

 
出来上がりは、熱風で水分が飛ばされるためご飯がパラパラな食感となり、見事にチャーハンでした! チャーハンはフライパンの前で常にヘラを動かさないとできない一品だったので、これは非常に便利です。我が家で、何度もつくる定番メニューとなりました。レシピでは卵とご飯を別々に投入となっていますが、ご飯と卵を混ぜてしまって一度に投入してしまっても大丈夫そうです。このように自己流にアレンジしても大丈夫なのも使い勝手の良いところだと感じます。


■牛肉のすき煮・加熱時間22分

アクティフライ【FZ205088】

材料と調味料を全て一度に入れてしまえるので超簡単!

モード2を使うレシピには、炒めながら煮るタイプの料理もあります。日本仕様ならではのレシピである「牛肉のすき煮」がまさにそれ。材料と調味料を入れて加熱時間22分にセットするたけ。全ての材料を最初に入れてしまえば、あとは何もする必要がないので、超簡単です!

 
アクティフライ【FZ205088】

食材と調味料の水分で煮物らしい仕上がりに

食材や調味料の水分で煮物らしく完成、味もしっかりしみ込んでいます。汁から頭を出していた牛肉がところどころ、焼いたような仕上がりになっていましたが、それもまた程よいアクセントになり、おいしく出来上がりました。加熱時間は22分なので、ガスコンロで調理しても同じくらいの時間でできるかもしれませんが、鍋の側で見ていなくても大丈夫なのは、やはり大きな魅力でした。

 

この他にも「野菜炒め」「エビチリ」「回鍋肉」などのレシピもあります。炒め物が目を離していてもちゃんとできるのは、非常に重宝しました!

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