自動でかき混ぜてくれる新発想の調理家電
本国フランスをはじめ、世界125カ国で700万台の実績がある、上熱風循環で加熱調理する「アクティフライ」。フライパンの中にあるパドルが回転する自動かく拌調理が特徴です。フライや煮物ができる電気調理器は今までにもありましたが、炒め物ができるのが今までにないところ! まさに、調理に新風を吹き込む新家電です。
新たな調理を可能にした回転バトル!
まずは、アクティフライの仕組みを簡単にご紹介しましょう。ドーム状の透明なふたを開けると、中にはフライパンが入っています。フライパンには折りたたみの柄がついていて、柄をのばし片手で持つことができます。熱風循環のメリットとデメリット
加熱は「熱風循環」を採用。底面にヒーターがありフライパン自体を熱しているのではなく、庫内に行き渡る熱風で加熱する方式。この加熱方法は、昨年からブレイクしている油で揚げないフライヤーや、コンベクションオーブンと同じ仕組みで、食材がムラなく加熱されることや、少量の油で揚げ物ができるなど、低カロリー調理ができるのがメリットです。一方、ガスコンロでフライパンを使う調理と大きく異なるのは、熱風で加熱するため水分の蒸発がやや早い点。例えば、炒め物は余分な水分が飛んでカラッと仕上がりますが、煮物は汁から頭を出してしまう食材は干からびしてしまいがちです。このあたりの特徴を把握すると、より上手く使いこなすことができると感じました。
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