今回のワンポイント対策は『介護の基本』です。既に現場で働いている方は技術に自信がある方も多いでしょう。ただ、介護福祉士には実践の裏付けとなる知識が求められる、この科目ではこの「知識」となる部分を学びます。『社会の理解』『生活支援技術』などほかの科目との重複が多いですが、そうした項目は介護福祉士にとって必要な知識であり、出題頻度の高い知識だと捉えてください。
本番では1問何分で解けばいい?
対策に入る前に、本番の試験の時間について情報をお伝えしましょう。「介護福祉士試験に向けて1 出題範囲と傾向」で出題科目について書きましたが、第26回試験では【人間と社会】が16問、【介護】が52問、【こころとからだのしくみ】が40問で、そのほか利用者の事例を読んで答える総合問題が12問ありました。
午前に行った【人間と社会】と【介護】は110分。問題は合わせて68問で、1問あたりの時間は「1分37秒」の計算になります。
午後に行った【こころとからだのしくみ】と総合問題は100分。問題は合わせて52間で、1問あたりの時間は「1分55秒」の計算になります。
次のページでは前回出題された問題を紹介します。