介護福祉士/介護福祉士試験について

第26回試験にみる合格率UPのポイント4「介護の基本」

第27回介護福祉士試験は出題形式が一部変更になるようです。ただ形式が変わっても試験科目は変わりません。第26回の過去問題を振り返り、要点を確認しておきましょう。

小山 朝子

執筆者:小山 朝子

介護福祉士ガイド

次回の第27回筆記試験は平成27年1月25日(日)です。「社会福祉振興・試験センター」のホームページでは「重要なお知らせ」として、「第27回介護福祉士国家試験から、筆記試験において、図・表・イラスト・グラフを用いた試験問題を出題することがあります」と紹介されています。この点をふまえて対策を進めておきましょう。

今回のワンポイント対策は『介護の基本』です。既に現場で働いている方は技術に自信がある方も多いでしょう。ただ、介護福祉士には実践の裏付けとなる知識が求められる、この科目ではこの「知識」となる部分を学びます。『社会の理解』『生活支援技術』などほかの科目との重複が多いですが、そうした項目は介護福祉士にとって必要な知識であり、出題頻度の高い知識だと捉えてください。

本番では1問何分で解けばいい?

対策に入る前に、本番の試験の時間について情報をお伝えしましょう。

「介護福祉士試験に向けて1 出題範囲と傾向」で出題科目について書きましたが、第26回試験では【人間と社会】が16問、【介護】が52問、【こころとからだのしくみ】が40問で、そのほか利用者の事例を読んで答える総合問題が12問ありました。

午前に行った【人間と社会】と【介護】は110分。問題は合わせて68問で、1問あたりの時間は「1分37秒」の計算になります。

午後に行った【こころとからだのしくみ】と総合問題は100分。問題は合わせて52間で、1問あたりの時間は「1分55秒」の計算になります。
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1問あたりにかけられる時間を頭に入れておこう



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では前回出題された問題を紹介します。
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