カラーコーディネート/カラーコーディネート関連情報

大人の男女を惹きつける、おしゃれ上手なグリーン(2ページ目)

「赤」に引き続き、色みやトーンが異なる「緑」を比較して、色彩心理の基本を検証し、イメージの違いを探りました。人気色ランキングの結果やグリーンのファッションアイテムの選び方についても、解説します。

松本 英恵

執筆者:松本 英恵

カラーコーディネートガイド


色彩心理の基本をおさえよう

■寒暖感は、色みの違いから生まれる
明るさ(縦軸)と色相(横軸)のグラフで、8つの緑の違いを示したもの

明るさ(縦軸)と色相(横軸)のグラフで、8つの緑の違いを示したもの

上のグラフは、横軸を色相(色み)、縦軸を明度(明るさ)としたグラフに、8つの色をプロットしたものです。寒暖感は、色みの違いとの関連が強いとされます。中性色の緑の中でも、黄緑寄りは暖かく、青緑寄りは冷たい印象を与えます。

■明度の違いと関連が強い、色彩心理とは?

色の軽重感や硬柔感は、明度との関連が強いと言われます。明るい色ほど膨張・進出効果が高く、暗い色ほど収縮・後退効果が高くなります。さらに、色相も関連があり、暖色の方が膨張・進出効果が高く、寒色の方が収縮・後退効果が高くなります。

■地味派手感は、彩度の違いから生まれる
鮮やかさ(縦軸)と色相(横軸)のグラフで、8つの緑の違いを示したもの

鮮やかさ(縦軸)と色相(横軸)のグラフで、8つの緑の違いを示したもの

上のグラフは、横軸を色相(色み)、縦軸を彩度(鮮やかさ)としたグラフに、8つの色をプロットしたものです。地味派手感は彩度との関連が強いと言われます。鮮やかな色ほど派手な印象を与え、鈍い色ほど地味な印象になります。

次は、人気色ランキングの結果を解説します。

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