グランプリシリーズ開幕で、シーズンが本格スタート

グランプリシリーズって？

ソチ五輪シーズンが終わって、新しい2014-15シーズンのシニアのフィギュアスケートが本格的にスタートします。「2014－15シーズン」という表記にもまだ慣れない今、新シーズンのはじまりを感じます。

グランプリシリーズとは、今週末から、世界6か国（アメリカ、カナダ、中国、ロシア、フランス、日本）で週末ごとに開催される大会です。ここに出られるのは、世界でもっともレベルの高い選手たちだけ。出場できるのは名誉で、表彰台に乗ることは大変な偉業なのです。

選手たちは、2試合か1試合に出場し、各大会の最終順位をポイントにして、1位は15ポイント、2位は13ポイント、3位は11ポイント……といった風に順位をポイント化。6大会が終わった時点で合計点の高い順に6番目までの選手が、グランプリシリーズの決勝大会であるグランプリファイナルに出場できる仕組みになっています。

たとえば、男子シングルでしたら、こちらのサイトで、現在のポイント数を確認できます。（本記事の掲載時点では、まだ初戦も始まっていないので、出場選手の名前が羅列されている形です。「X」印は、出場予定を意味しています。）

グランプリファイナルは、12月11日から、スペインのバルセロナで開催されます。どの選手たちがバルセロナで演技するのか、その戦いもとてもわくわくしたものになります。