お金のこと

日本ではあまり気にしなくていいことも、海外旅行では注意が必要に


 

騙されてからでは遅い!お金にまつわる失敗

屋台画像

海外旅行の楽しみのひとつでもある食事が、嫌な思い出に変わらないように

はじめてのベトナム旅行に行った時のこと。ホテルに荷物を預け、さあ観光をはじめるぞ! そう意気込んでホテルを出たところでした。目の前には、屋台。あたり一面に漂う香ばしいにおいに誘われて、テイクアウトで揚げ春巻きを注文しました。数分後、代金と品物を交換し、店を半歩後にしかけたところでした。「あれ? おつり、一桁少なくない? 」まだベトナム通貨のドンに慣れてない私は、少し空を仰いで考えてみましたが、やはりおかしい。屋台に戻り、おじさんを問いつめると、そんなはずはないと言うのです。私の間違えかな? なんて信用するはずはありません。「このクソおやじ! 私はぜったいに一桁多い札を渡した、釣り返せー!」と人目をはばからず叫びました。もちろん日本語で。でもそのおやじは首を横に振るだけで、いっさい動揺する気配がありません。ホテルマンを呼んできて、ベトナム語で説明してもらってもムダでした。そういうわけで結局、泣き寝入りしたのでした。


お金にまつわる、3つの教訓

そこで、ガイドの失敗を教訓に、海外でのお金にまつわるアドバイスを3つご紹介します。

一つ目は、両替時に必ず小さいお札に崩してもらうこと。
空港や街中で両替する際、たいてい5千円とか1万円で両替することが多いと思います。その際、大きなお札から小さなお札まで、混ぜてもらえることが多いですが、その大きなお札も、「小さなお札に崩してください(Please change to small bill.)」と言えばいいのです。もちろん、そこは海外。満面の嫌な顔をされることもしばしばですが、そんなのは見なかったことにして、満面の笑みでしれーっと渡しましょう。

二つ目は、大きなお札は「ちゃんとしたところ」で使うこと。
両替所で小さなお札に崩してもらえなかった人や、ATM派で大きなお札が否が応にも入ってくる人には必ず覚えておいてほしいことです。万が一、大きなお札を持ってしまった場合は、間違っても屋台なんかで使ってはいけません(私のように)。個人商店ではなく、デパートやコンビニなど、ちゃんと企業として成り立っているところなら基本的に安心です。

そして三つ目は、屋台や個人商店などで大きなお札を使わないといけない場合は、お釣りをもらってから渡すこと。
<私>この商品買いまーす。<店主>いくらいくらだよ。<私>OK。わお、大きいお金しかない。(お金を渡す)<店主>(お金を受け取って、お釣りを渡す)<私>あれ? お釣り、少なくない?<店主>え? そんなことないよ、もらったのはこのお札だったでしょ?<私>いやいや、もっと大きいお札だった気が......でも海外のお札に慣れてないからそれだった気も......、という感じで騙されます。つまり、お札を先に渡してしまうと、それを受け取ったらさっと隠されてしまい、少ないお釣りを渡されることがあるのです。

いかがでしたか。お金にまつわる教訓は、大きいお金は「(先に崩しておくので)持たない」「(ちゃんとしたところでしか)使わない」「(釣りをくれるまで)渡さない」です。ガイドは海外での一人旅では、「すべての人が私を騙そうとしている」そう思うことに決めています。少し大げさかもしれませんが、日本に住んでいると平和ボケしているなと、海外で失敗をするたびに感じるからです。私のようにトラブルに巻き込まれないように、安全に一人旅を楽しんでくださいね。
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。