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10年後に差がつく!アンチエイジングの正解ケア(11ページ目)

老化対策は若いうちからはじめていないと手遅れ?コラーゲンは食べても意味がないの?など今さら聞けないギモンにプロがお答え。Q&A形式で楽しく学んで、エイジレス肌を手に入れて。

執筆者:All About 編集部

自己流ケアのギモンを解消! お悩みQ&A編

Q お酒を飲むと老化のスピードが早まるのでしょうか?

A お酒に含まれる肌の糖化を招く糖質に気をつけて、上手につきあって

意外と多いお酒に含まれる糖質
お酒=エイジングを加速するという事実はありません。ただし、お酒に含まれる糖質には注意が必要です。肌老化の原因となる糖化は、体内にあるたんぱく質と、食事や飲み物によって摂取した糖が結びつくことで、糖化したたんぱく質が生成され、体内に蓄積してしまうことで起こります。

糖質オフされていない一般的なビールは、350mlあたり10グラム前後の糖質が含まれています。甘いカクテルなどは、さらに要注意。1日に必要な糖質は約100グラムと言われているので、食事で摂取することを考えると、お酒を飲み過ぎるとすぐに糖質オーバーになってしまうのです。

抗酸化物質ポリフェノールを含む赤ワイン
ウイスキーやジン、ウォッカなどの蒸留酒は、基本的に糖質を含みませんが、度数も高いしちょっと苦手という女性も多いのではないでしょうか。赤ワインはグラス1杯あたり糖質が1.5グラムと比較的低いのでおすすめです。また赤ワインに含まれるポリフェノールには体内で発生する活性酸素を増やさないようにする、抗酸化作用があります。抗酸化作用によって、肌の老化を防いでくれたり、免疫力を高めてくれるんですね。

だからといって飲み過ぎてしまうと、食欲が刺激されて脂っこいものを食べたくなったり、ついつい面倒でメイクを落とさず寝てしまったり、睡眠の質も悪くなったりと肌にとって悪影響。ほどよく楽しむ程度に飲んで、お酒と上手につきあっていきましょう。

教えてくれたのは……

ビューティコーチ・皮膚科医 高瀬 聡子先生

皮膚科医。東京・中目黒にある美容皮膚科クリニック「ウォブクリニック中目黒」総院長。スキンケアブランド「アンプルール」の研究開発も行う。2014年10月16日に講談社より「いちばんわかるスキンケアの教科書」刊行。

このページは2014年10月14日時点の情報です
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