資産運用/資産運用をするときの鉄則

インフレ時代に備えた資産運用術

デフレ脱却からインフレ時代に進んでいます。お金の一部をインフレに対応できるものに変えておくことが大切です。どのようにすればインフレ対策になるかを考えてみましょう。

市川 雄一郎

執筆者:市川 雄一郎

証券会社・ネット証券会社ガイド

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デフレからインフレ時代に必要な資産運用とは…

インフレ時代にあった商品選びが大切な時代へ

インフレ時代にあった商品選びが大切な時代へ

資産運用と聞くと日々の売買に細心の注意を払うことを強いられそうで、なんだか面倒くさい。そんな印象を持っている方も少なからずいらっしゃいます。しかし、現在の日本は、長いデフレの時代というトンネルから抜け出てインフレの時代に踏み出そうとしています。ちなみにデフレとは、デフレーションの略で、物価が継続的に下がる現象をいいます。

この場合、モノを安く買えるのでお金の価値は高まります。一方、インフレとはインフレーションの略で、物価が継続的に上がる現象をいいます。この場合、モノの値段が高くなっているのでお金の価値は下がります。

これからやってくるであろうインフレの時代に向けて、何をどのようにしていくのが得策でしょうか。

保険や預貯金だけではインフレヘッジにならない

保険や預貯金だけではインフレ対策にならない

保険や預貯金だけではインフレ対策にならない

将来、インフレ時代を迎えた時、お金の価値が下がることは理解できたと思います。例えば、多くの方が加入をしている医療保険について考えてみましょう。医療保険は加入時に定めた給付金が契約に基づいて支払われます。しかし、仮に物価が上昇して医療費も高まったとしたら、給付金の価値は下がることになります。保険は原則としてインフレそのものに対応したものではありません。

金利の低い預貯金もインフレ対策としては弱いといえます。インフレ時代には、お金の価値を下げない、またお金の一部をインフレ対策になるものに変えておくということが大切なのです。

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