ついにやってきたウルトラマン商店街
商店街散歩を始めた時から、ここは必ず訪れなくちゃと思っていたのが「ウルトラマン商店街」だ。その名の由来は、ウルトラマンを生み出した円谷プロダクションがこの地にあったから。東京の商店街のなかでも異彩を放つこの商店街、前回荻窪教会通りを散歩した時に参考にした『TOKYOキラリと光る商店街』(同友館)にももちろん掲載されている。というわけで、最寄り駅である小田急線の祖師ヶ谷大蔵駅。改札を出ると、さっそくウルトラマンのお出まし。
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振り返って駅舎を見ると、あのタイマーをモチーフにしているのか偶然なのか、ギリギリ分からないライン!前者だと思っておこう。
先の『TOKYOキラリと光る商店街』によれば、このウルトラマン商店街は南北3つの商店街が合体し、2.3kmに広がる商店街だとある。おやっと思った人もいるかもしれない。東京でいちばん長い商店街とされている戸越銀座商店街が全長1.3kmだからだ。しかし、ウルトラマン商店街が東京でいちばん長い書店街とはいえないのは、歩いてみてわかった。たとえばこんな景色に遭遇するのだ。
あらためて「商店街」といってもいろいろと個性があって楽しいものだなと思った。とにかく楽しく歩きたいなら、こちらの商店街はおすすめだ。ウルトラマンはもちろん、いきなりこんな自然も満喫できる。
次のページからは、ウルトラマン商店街の楽しい歩き方をご紹介していこう。