布団クリーナー/布団クリーナーのお試しレビュー

定番のハンディタイプで安心感のある「ふとん掃除機」(2ページ目)

好調に売れ行きをのばしている布団専用クリーナー。海外メーカーが勢いを増す中、いよいよパナソニックからも「ふとん掃除機」なる、専用クリーナーが発売になりました。果たしてその実力は?

執筆者:戸井田 園子

コード式ならではの強力パワーでしっかり集じん

パナソニック・ふとん掃除機【MC-DF100C】

吸ったホコリはフィルター部分に溜まっていくので、定期的な手入れが必要

集じん力は、コード式ということもありかなり強力です。実際に使ってみると、ハンディサイズのクリーナーとしては運転音はそこそこしますが、パワーがあることを踏まえれば、妥当なのかもしれません。1回でフィルターの周囲にうっすらと細かなホコリが付き、しっかり集じんされているのが実感できました。(※画像は5回分くらい)

 
パナソニック・ふとん掃除機【MC-DF100C】

右手前から、メッシュフィルター・スポンジフィルター・不織布フィルター・プレフィルター

吸ったホコリは、4層のフィルターでキャッチする構造になっています。ホコリと排気がしっかり分離されるサイクロン式ではないので、しばらく使うと取れたホコリはどうしても、どんどんフィルターに貼りついてきます。フィルターの面積が大きいので、一度でホコリがびっしり……ということはありませんが、フィルターの中側にもホコリが入り混んでいました。ダストボックスがいっぱいになっていないから大丈夫とゴミ捨てを怠らず、フィルター回りにホコリがついてきたら、定期的にお手入れしましょう。

 

収納は、ボックスやカゴなどを使うのがおすすめ

パナソニック・ふとん掃除機【MC-DF100C】

小まめに出し入れするためにも、ボックスやカゴなどにざっくり入れておくのがおすすめ

布団掃除は小まめにやりたいため、寝室に掃除機を置いておきたいものです。しかし収納方法が悩ましいところ。床や棚の上に置くとノズルが下についてしまうので、布団に接するノズル部分の清潔を気にするなら、ボックスなどに入れておくのが良さそうです。また、コードが長いので毎回キチンと束ねるのはちょっと面倒かもしれません。コードも含めて、ざっくりと納まるように、販売時の外箱がそのまま収納ボックスになればいいのに……と思ったガイドです。

 

寝室専用クリーナーとして欲しい一台

パナソニック・ふとん掃除機【MC-DF100C】

布団用ノズルの他、小型のT時ノズル・すき間ノズルがあり、汎用性が高い

掃除機の中では標準的な価格ですが、今までの小型クリーナーと比べるとやや高額に感じるでしょう。しかし、布団ノズルの他に、小型のT時ノズル・すき間ノズルが同梱されているため、布団にしか使えない専用タイプとは異なり、細かな部屋の掃除にも使えます。パワーもしっかりあるので、寝室で手軽に使えるサイドクリーナーになることを考慮すれば、価格に見合った成果は得られると思います。布団掃除を兼ねた寝室専用クリーナーが欲しい人に最適な一台でしょう。

参考サイト:メーカー製品サイト「ふとん掃除機」

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