花粉、PM2.5、黄砂など、微細なホコリが舞い続ける昨今。せめて家の中ではマスクをしないで過ごしたい……という人も多いのでは? このような微細なホコリを防ぐには、なんといっても掃除が有効といわれます。特に、就寝中にホコリを吸い続けてしまわないように、布団のケアに気を使う人が増えています。そこで、最近の布団ケアに対するニーズを分析してみました。


キャニスター+布団ツール、効果はあっても億劫……

布団ケア事情

キャニスター掃除機に付属の「布団専用ツール」いろいろ

ポピュラーな布団の掃除方法と言えば、お手持ちのキャニスター掃除機に布団専用ノズルを付けて吸うスタイル。ベッドを使っている人なら、掃除機を掛けるついでに布団の掃除をしてしまうことも可能です。でも、和式布団の場合は、敷いておくわけにはいきません。ちょっと昔なら、外に布団を干しておき、掃除機を掛け終わったところで布団を取りこみ、ついでに掃除機を掛ける……という流れが可能だったのでしょう。

 

しかし最近は、花粉の季節に布団を外に干すのはご法度!そのため、布団に掃除機をかけるタイミングが作りにくいのが現状です。さらに、花粉対策であれば小まめに布団に掃除機を掛けたいものです。毎日、掃除機を掛けている人ならともかく、布団のためだけに掃除機をずるずると出してくるのは、物理的にも精神的にも億劫なのが本音ではないでしょうか。そして、できれば寝る前に……となると、気が遠くなるのはガイドだけでは無いはず。そんな現状を踏まえると、キャニスター+布団ノズルのスタイルは、最近のライフスタイルにマッチしにくくなっているのではないでしょうか。

 

手軽さと清潔感で大きな支持を集めた「布団専用」

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2013年ヒット番付にも登場した、布団専用クリーナー「レイコップ」

一方、消費者に支持され大ヒットしているのが布団専用クリーナー「レイコップ」。布団を叩きながらダニやハウスダストを吸引する専用クリーナーです。2012年に日本での本格販売がはじまり、世界24カ国で合計300万台以上が販売されている内、日本国内での累計販売台数が100万台を突破したという数字からも、その人気の高さが伺えます。

 
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毎日手軽に使える手頃なサイズや、オプションの収納台など、布団専用ならではの使いやすさと清潔感がヒットの要因

フィルターにホコリがびっしり付着することや、UV照射で天日干しの効果も得られることなど、その性能が評価されたのも事実ですが、それ以上に「毎日布団に掃除機を掛けたい!でも掃除機を出すのは面倒」という潜在的な不満を見事に解消してくれたことが、多くの主婦の心に響いたのだと思います。さらに、アチコチ家の中を転がした掃除機を布団の側に持って来るのに比べ、布団専用として使うため清潔感があるのもキレイ好きな日本人気質にあっていたのだと思います。

 

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布団との設置面を吸込み口より広くすることで、布団が吸いつきにくくなっている

構造面にも工夫がされています。布団との密着度を高めつつ布団が吸いついてしまわないよう、本体重量・形状・吸引力を最適にコントロールする設計になっているので、片手で簡単に使えます。羽毛布団のようにフワフワした寝具でもスムーズに動かすことができるのは、専用機ならではのメリットと言えるでしょう。

 

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フィルターには1回でビッシリとホコリがつくが、目詰まりを防ぐためにも小まめな手入れが必須!

布団専用クリーナーでひとつ注意して欲しいのは、フィルターのお手入れ。吸込み口から入ったホコリはダイレクトに排気口に向かう機構のため、排気口手前にあるフィルターにびっしりと白いホコリがつきます。確実に布団のホコリを吸引している証拠ではありますが、裏を返せばフィルターが直ぐに目詰まりしてしまう、とも言え「フィルターにびっしりホコリがついてる~」と喜んでばかりはいられません。面倒かもしれませんが、確実にホコリを吸ってもらうためには、その都度フィルターのお手入れをするのを忘れずに。

 

2014年に入り、レイコップの他、LG「ふとんパンチクリーナー」や「アトケア」など韓国メーカーの製品はじめ、たくさんの布団専用クリーナーが売り場に並ぶようになりました。これからは、一家に一台がスタンダードになる予感大です。

※参考記事:注目の布団専用クリーナー3タイプ(ガイド記事)

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