SEO・SEMを学ぶ/SEO対策の基本

検索エンジンに好かれるコンテンツのポイント(2ページ目)

今回は、「検索エンジンに好かれる」ということをテーマに、コンテンツSEOがさらに効果的にしていくためのポイントをご紹介します。

執筆者:大澤 まゆみ

コンテンツの内容

ホームページの構造を見直すと同時にコンテンツについても留意が必要です。なぜなら、検索エンジンは「このコンテンツは、良質でユーザーにとって価値があるコンテンツか?」を見た上で、検索の順位を決めているからです。

そこで、検索エンジンに好かれるための下記のポイントを留意していくと良いでしょう。

■コンテンツにテーマ性がある

同じブログを取ってみても、特にテーマを持たず思いついた記事をアップしているブログと、テーマを決めて関連する記事をアップしているブログでは、表示順位が後者の方が高くなる傾向があります。
※色々な条件により、前者が高くなることもあります。

それは、検索エンジンが「テーマ性」を見ているからです。先ほどご紹介したホームページの構造において「ページタイトル」や「見出し」を検索エンジンが見る事にも関連しているのですが、検索エンジンがホームページを見に来た時にすぐに「このホームページは○○について書かれている」ということが分かると、そのテーマにおいて有用性があると判断し、関連キーワードで上位表示をすることができるようになります。

ただ、テーマを絞るとネタが切れて書きづらくなってしまうという傾向もあるので、例えば「SEOがテーマのブログ」については「SEOなどのウェブマーケティングまわりに関わるブログ」など少しテーマを広く設定しておくと、記事の更新がしやすいようです。

■コンテンツに独自性がある

検索エンジンは、同じ内容が検索エンジン上に2つある情報を低質だとみなします。例えば、ある記事をそのままコピペして重複したコンテンツを大量に作ったとしても、検索エンジンの上位表示をすることはできません。

アフィリエイトサイトや広告サイトなどで、商品の写真と提供された情報をそのまま載せただけのページがありますが、その場合、他のアフィリエイターなどが書いたホームページでも同様な内容で重複してくるため、上位表示が望めないと考えられます。

検索エンジンで上位表示を狙うことを目的とするのであれば、元のソースを使いながら、自分の見解を述べる、自分の経験を載せる、他のソースを複数組み合わせてまとめ直すなど、オリジナルの記事として作り直す必要があります。

■質が高く、シェアしたくなる内容を心掛ける

コンテンツは質の低いものを大量生産しても意味がありません。例えば、検索キーワードを埋め込み、自動生成される情報の薄いページを大量生産するなどが当てはまります。このようなユーザーにとって、価値の薄いページは一時期検索の上位に表示されることがあっても、すぐに検索順位が落ち、ひどい場合にはホームページ全体がペナルティを受けて、検索に表示をされないということも考えれます。

検索エンジンが好むコンテンツは、基本Googleの基本方針に則り「ユーザーにとって有益なコンテンツ」であることが必須です。このようなコンテンツは、ユーザーにとって新しい発見や感動、役に立つ、驚きがあるという心を動かすものとなり、自然とソーシャルメディアでシェアされる、他のホームページからリンクを貼って頂けるものとなってきます。
 

まとめ

今回は、検索エンジンに好かれるためのホームページの構造や内容についてご紹介しました。これからコンテンツSEOを始めようと思っている方は、このような傾向があることを知った上で実施していくと良いでしょう。

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・「お金ではなく知恵を使うインバウンドマーケティング
・「コンテンツSEOってなに?

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