『IKEAカタログ 2015』の表紙に使われているコーディネート。IKEAカタログ 2015は、「今日の始まりと終わりをステキな場所で」をコンセプトに、何気ない日々の暮らしの中に当たり前のように存在しているベッドルームとバスルームの大切さを改めて追求する、という内容です(写真提供:イケア・ジャパン)
夫婦ふたり暮らし、男性主導で整えたベッドルーム
ご存知かと思いますが、イケアストアに作られているルームセット(コーディネート実例)には、「どんな人が住んでいるのか」が考えられています。年齢、性別、一人暮らしかそうでないか、趣味、休日の過ごし方など。このお部屋に暮らすのは、新婚のご夫婦です。奥さんは大企業のマネージャー職、旦那さんは画家、という設定です。インテリアに興味があるのは旦那さんのほうで、家で過ごす時間が長いこともあり、男性目線で整えられている、とのこと。
男性主導だからといって、好き勝手やっているわけではありません。外で働く女性は、洋服も多いもの。たっぷり収納できるように、壁面いっぱいのクローゼットがあるところに、奥さんへの配慮がうかがえるインテリアです。
次のページでは、夢を叶えるために実家に戻った女性のプライベートルームをご紹介します。