空気を読まな過ぎてダメになる恋もある
言葉の通じない動物と意思の疎通が図れるのに、人間である恋人の気持ちを察することができないなんて。相手を理解するより自我を通すことを優先していませんか?
この場合の「空気を読まない」というのは、相手の気持ちを無視しているということ。
連絡やデートの回数が減っている理由は「仕事が忙しい」からだと伝えてあるにもかかわらず、自分の寂しさばかりを優先しまう……あなたもやってしまったことはありませんか?
「友達とは飲みに行くくせに、私と会う時間を作ってくれないなんて」
ワガママを押しつけるのは、思いやりが足りません。
「メールの返事をくれないなんて、もう私のこと好きじゃないの?」
恋人ならやって当然、という持論の押しつけも、相手にとっては負担になります。
何でも言葉に出すほうがわかりやすいですが、中には「言い出しにくくて言えなかった」「理解してくれていると思っていた」という理由で説明することを避けたり省略したりする人もいます。
互いに好きでありながら気持ちがすれ違ってしまうとき、ふたりに必要なのは信頼とバランス感覚。
空気を読みすぎる人も読まない(読めない)人にもありがちな失敗は、思い込みが強すぎること。
その人の経験値にもよりますが、察する以上に「こうに違いない」と考えてしまうのは、ひとりよがりな思い込みであるケースが少なくありません。
なかなか会えず寂しいときは、あなたの「会いたい」気持ちだけを伝え、必要以上に妄想しないよう心がけて。
「どうして会えないの?」と不満をぶつける前に、これまでの会話の内容(実体として表れている限りの情報)を振り返り、相手の立場で考えてみれば、伝えるべきメッセージも変わってくるのではないでしょうか。
必要以上に妄想や思い込みに走らず、相手の言葉や態度を素直に受け止めること。
相手を信頼し、出し過ぎず抑え過ぎず適度な愛情を伝え続けること。
これは人間関係をよくするための基本です。
ふたりの関係がややこしくならないためには、基本に立ち戻ってみることが大事。
「空気を読む」ことは、場数を踏んでも簡単なことではありません。あなた自身も「言わずに察してもらおう」という態度はしないよう、気をつけましょうね。
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