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「ありのまま」の私を愛してもらうには?

「ありのまま」の自分を認めて欲しい……。という気持ちは、誰にでもあると思います。とはいえ、本当にまったく「素」のままで恋を引き寄せるのは、よほどの美女でも無い限り難しいものです。では、どうすれば「ありのまま」を愛してもらえるのでしょうか。

執筆者:藤嶋 ひじり

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「ありのまま」を愛して=自己中宣言?

はにかみ笑顔

はにかんだ笑顔って「ありのまま」が垣間見えたようで魅力的

「ありのまま」を愛して、ということは、「私は、自分を変えるつもりはありません」と主張しているのだと、捉えることもできます。「私とつきあいたいなら、私に合わせてください」と言っているようなものです。

ありのまま=努力せず未熟に放置したまま。
ありのまま=思い遣りや反省のないまま。

というわけでは、ないはずです。


「自分が自分を愛する」ためには必要

「ありのまま」の自分を愛するということは、自分が自分を認めるためには、必要です。

「条件付の愛」で育てられた人が自己肯定感を取り戻すためには、「ありのまま」を自分で認めることが重要です。

例えば、「良い子にしていれば母に褒められた」「100点を採らなければ父に殴られた」など、親に対して何らかの努力をしなければ、愛してもらえなかった人たちがいます。著者も、その一人です。「良い子になって、お母さんに好かれたいと思わないの?」と、亡くなった母によく言われていました。このような育ち方をした人が、自分自身を「ありのままでいいのだ」と自覚することは大切です。

「ありのまま」という言葉は、本来、誰かに愛してもらうときではなく、自分が自分を愛するために必要な言葉なのかもしれません。

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