マルタで一番飲まれているビール
これがマルタのナンバーワン地ビール、黄色いラベルのCISK!
このチスクの誕生は1928年にさかのぼります。チスクという名は、英語のchequeから来ていると言われていて、会社創成期のオーナーが、当時のマルタではまだ使用が一般的ではなかった小切手(cheque)を使うことで知られていたため、そこから転化してチスクという名になったと言われています。
黄色のラベルが特徴
郷愁をさそうレトロなマルタバス
少し色あせたマルタの土色の街並みと大地には、あでやかな黄色がとてもよく似合います。世界遺産でもある首都ヴァレッタの古い城砦や街道を巡っていると、ついつい手を伸ばしたくなる、そんなビールがこのチスクです。
パブ文化のある国
マルタにはパブが多い
地元のマルチーズたちに混じってチスクを頼めば、バーテンダーの笑顔もひとしおというものです。
数々の賞を受賞!
チスクはこれまでに国際的なビール品評会において様々な賞を受賞しています。近年では、WORLD BEER CUP 2012年銀賞
THE BREWING INDUSTRY INTERNATIONAL AWARDS(現在はTHE INTERNATIONAL BREWING AWARDS) 2005年銀賞
AUSTRALIAN INTERNATIONAL BEER AWARDS 2002年金賞
などの受賞歴があります(賞は部門ごと)。CISKのブランドは、世界で認められています。
がつんとくるビール
さてお味の方は、ひと口飲んで、第一印象は「苦い!」。いわゆる「LIGHT」とつくようなビールとはほど遠い本物志向の重いビールです。ホップが香る重厚なコクは明らかに男性好み、まさにがつんとくるビールと言えそう。荒涼としたマルタの大地
マルタの料理は、これはイギリスのものとは違っていて、簡単に言うとイタリアとギリシャの料理を足して2で割ったような感じといえばよいでしょうか、いずれにしても南欧色の強い料理です。もちろんレストランによっていろいろな国のスタイルの料理を楽しめるのですが、やはり多く目にするのはピッツァやパスタやポテトフライなどです。
地中海の太陽で育った大振りの野菜料理に、ポテトとサラダがマルタ料理の定番!
敢えて日本のビールに例えるなら、キリンラガーが一番近いと思います。同様にこのチスクも、ラガーを前面に押し出した商品コンセプトになっています。もし日本でこのチスクのコマーシャルをするのであれば、起用する俳優はやはり菅原文太さんしかいないのではないでしょうか!(笑)