『10kW以上、全量買取』で20年間、家計に大きく貢献
自宅で電気をつくる『太陽光発電システム』は、エコロジー&エコノミーな設備として、年々普及が進んでいます。そして、最近注目されているのが『再生エネルギーの固定価格買取制度』。太陽光発電システムで発電した電力を、一定期間・一定の価格で電力会社が買い取ることを、国が義務付けた制度です。この制度では、搭載容量が10kW以上のシステムの場合、買取期間がぐんと長くなり、より恩恵を受けられるしくみになっています。
住友林業 住宅事業本部 注文住宅事業部 商品開発部 副部長 坂本俊夫さん
屋根一体型の太陽光パネルを搭載した『Green Smart Solar Z』。屋根自体が全面太陽光パネルで、見た目もスッキリとスマートな片流れ屋根デザイン
「たとえば、延床面積129.18m2(39.07坪)のモデルプランの場合、太陽光発電搭載容量は13.2kW、20年間の売電シミュレーション(全量買取の場合)を行うと、売電収入はトータルで約957万円になります(下の計算式参照・クリックで拡大)」。
固定価格買取制度の買取単価は毎年見直しが行われ、今までの推移を見ると年々下がる傾向にあります。一旦決められた単価で20年間買い取られることを考えると、なるべく早く制度を利用した方がお得だといえそうです。
10kW以上のシステムの場合、買い取り方式は発電した電力をすべて買い取ってもらう(全量買取)か、自家消費した余りの電力を買い取ってもらう(余剰買取)のいずれかを選べます。一度余剰を選んだら、途中で全量に変更することはできません。発電した電力の売電単価は、電力会社からの買電単価より高いため『全量買取制度』の方が経済的メリットが大きくなります。
エネルギーをつくるだけでなく、ムダも減らす『木の家』
もちろん、エネルギーを『つくる』だけではなく、『ムダを減らす』ことも忘れてはいけません。住友林業の家は、断熱性の高い『木』でできた住まい。断熱性能の高い家は、エネルギー消費も光熱費も抑えることができます。「木は、輸送から製造・廃棄まで、材料として加工される過程で使用するエネルギーや、排出するCO2が少ないのも特徴。まさに、エコな住まいにふさわしい材料だと言えます」また、住友林業の家は、冷暖房に頼りきらず、自然の力を活かす『涼温房』という設計思想でつくられています。「いたずらにエネルギーを消費せず、風や日差しや木々の力を活かして、快適に暮らせる住まいなのです」。
『Green Smart』は、次世代省エネルギー基準を高いレベルでクリアした住まいです
おサイフにも、カラダにも、そして地球にもやさしい住まい。それが、これからの家に求められる条件ではないでしょうか。これから家づくりを考えている方には、ぜひ、エネルギーのことを考えた住まいを選択肢に入れていただきたいと思います。