9月にオススメの株主優待銘柄
株主優待が人気の企業は、権利確定日に向けて優待目的の買いが入りやすくなります。早いうちに株主優待銘柄に注目することで、優待と値上がり益を得ることが期待できるでしょう。今回は、今のうちに買っておきたい9月優待銘柄をご紹介します。9月オススメ優待銘柄その1 「ダイオーズ<4653>」
【業務内容】: ダイオーズ<4653>は国内、海外でオフィスに向けた自社焙煎のコーヒーや飲料水の販売を手掛けています。【単元株数】:100株
【最低購入金額】:9万8800円(2014年7月14日時点)
【権利確定日】:9月末日
【配当利回り】:1.52%
【優待内容】:同社のドリンク製品
【300株以上1000株未満】100杯分のコーヒー
【1000株以上】200杯分のコーヒー及び日本茶
同社の株主優待は、300株以上の保有で同社製品の自社焙煎のコーヒーを100杯分受け取ることができます。同社の優待は、コーヒーが好きな方には魅力的な優待内容と言えるでしょう。ご自宅でお仕事をされる方や、仕事中にコーヒーをよく飲む方にとっては、魅力的な優待内容であり、個人投資家の人気な銘柄と言えそうです。
では、同社株を、今のうちに購入した場合どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は、同社株を、7月末に購入し、9月権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに、売買をすると、株主優待は取れませんが売買益のパフォーマンスの大きさを確認することができます。
■検証結果■
勝率: 82.35 %
勝ち数: 14 回
負け数: 3 回
引き分け数: 0 回
平均損益(円): 7,044 円 平均損益(率): 3.52 %
平均利益(円): 11,185 円 平均利益(率): 5.59 %
平均損失(円): -12,281 円 平均損失(率): -6.14 %
合計損益(円): 119,751 円 合計損益(率): 59.88 %
合計利益(円): 156,594 円 合計利益(率): 78.30 %
合計損失(円): -36,843 円 合計損失(率): -18.42 %
プロフィット・ファクター(総利益÷総損失): 4.250
平均保持日数: 48.35 日
検証結果を見てみると、勝率は82.35%、平均損益は3.52%です。勝率も高く、1トレードあたりの平均損益がプラスのため、値上がりが期待できる銘柄といえるでしょう。権利確定日の前に早めに注目することで、高値掴みして、配当落ち後に損失を被るリスクが低くなります。
9月オススメ優待銘柄その2 「マルシェ<7524>」
【業務内容】:マルシェ<7524>は関西、東海地方を地盤に、「酔虎伝」「八剣伝」「居心伝」などの居酒屋の直営店及び加盟店の展開をしています。【単元株数】:100株
【最低購入金額】:85,300円(2014年7月14日時点)
【権利確定日】: 9月末日、3月末日
【配当利回り】:1.17%
【内容】飲食券または、1000株以上の保有で飲食券と優待品の贈呈
【100株以上500株未満】1000円相当の飲食券3枚(3000円分)
【500株以上1000株未満】1000円相当の飲食券15枚(1万5000円分)
【1000株以上】1000円相当の飲食券25枚(2万5000円分)と株主優待品リストの中から一つを贈呈
【株主優待品贈呈リスト】
・大分県産 由布市棚田米「天使の分け前」:お米5kg
・アサヒ スーパードライ缶ビールセット:350ml×10本と500ml×2本
・アサヒ スーパードライプレミアム缶ビールセット:350ml×12本
・日本海 一夜干しセット<冷凍>:のど、かます、あじの開き等
・マルシェオリジナル特製豚まん<冷凍>:特性豚まん80g×20個
・アメリカ産 牛焼肉セット<冷凍>:ロースとバラ500gずつ
・京都日吉ポーク<冷凍>:ロース150g×7枚
・本場さぬきうどん食べ比べセット:3種の麺、各種300g×2袋ずつと麺つゆ
・秋川牧園 たまご村プリン:プリン78g×10個
同社の優待は、同社店舗で利用できる飲食券です。1000株以上を保有した場合は、1000円相当の飲食券25枚(2万5000円相当)の優待内容になります。また、1000株以上を保有している株主には、優待品リストの中から1つ優待品が贈呈されます。1年を通してみると、1000円相当の飲食券50枚と優待品が2つ贈呈されることから、好優待利回りの銘柄といえるのではないでしょうか。利便性が高く、好優待利回りの銘柄になっていることから、優待権利確定日に近づくほど投資家の注目を浴び、買いが入りやすい傾向があると言えます。直前に同社株を購入し、高値掴みをしないように注意が必要でしょう。
では、同社株を、今のうちに購入した場合どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は、同社株を、7月末に購入し、9月権利確定日前に売却した場合の検証を行います。早くに購入し「権利確定日前」に手仕舞いを行うことで、早目に購入した場合の値上がり益のパフォーマンスを確認することが出来るでしょう。検証結果は、以下の通りです。
■検証結果■
勝率: 80.00 %
勝ち数: 12 回
負け数: 3 回
引き分け数: 1 回
平均損益(円): 6,640 円 平均損益(率): 3.32 %
平均利益(円): 15,556 円 平均利益(率): 7.78 %
平均損失(円): -26,808 円 平均損失(率): -13.40 %
合計損益(円): 106,246 円 合計損益(率): 53.13 %
合計利益(円): 186,669 円 合計利益(率): 93.34 %
合計損失(円): -80,423 円 合計損失(率): -40.21 %
プロフィット・ファクター(総利益÷総損失): 2.321
平均保持日数: 48.44 日
検証結果を見てみると、勝率は80.00%、1トレードあたりの平均損益は3.32%です。勝率も高く、1トレードあたりの平均損益がプラスのため、値上がりが期待できる銘柄といえるでしょう。
注目度の高い人気の銘柄は、権利確定日が近づくにつれて株価は上昇していく傾向があります。権利確定日直前にあわてて購入すると、高値掴みで不用意な損失を被ることもあるでしょう。なお、9月の優待銘柄は、1年の中で優待権利確定月の銘柄が2番目に多い月であり、株主優待銘柄は300銘柄以上です。9月の優待銘柄には、今回ご紹介した銘柄以外にも、魅力的な銘柄が数多くあります。早い時期に、好優待銘柄に先回りして、お得に優待銘柄を獲得してはいかがでしょうか。
今回の検証は、あくまでも過去の株価データを用いた検証であり、未来の結果を表してはいません。しかし、株の売買を行なう際に、今回のように簡単な検証を行うことで、これから行おうとしている投資が、どの程度リターンを期待できどの程度リスクがあるのか事前に把握することができます。検証を行ってから投資すればきっと安心感が違うことでしょう。みなさんも投資する際には一度検証してくださいね。
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(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします。)