重さと大きさの比較、バッテリーの持ち
腕時計と言っても多種多様です。高級腕時計と比較するのはナンセンスなので、スマホとBluetoothで接続して、通知を受けられるカシオのG-SHOCK「GB-5600B-1JF」(以降、G-SHOCK)と比較していきます。ただ、これとの比較も5,000円程度の価格差(G Watchが22,900円、G-SHOCKが定価で18,000円)があるので、割り引いて見ないといけないところはあります。LG G WatchとG-SHOCK
G-SHOCKは58gで、着けていてもほとんど意識することはありません。これに、耐衝撃構造と20気圧防水機能があるので、ラフに扱っても壊れることはありません。一方のG Watchは、重そうに見えますが63gで、G-SHOCKと比較すると+4gの違いです。IP67対応で、防水・防塵仕様になっています。前面がタッチパネルなので、ラフな扱いはできませんが、縦方向に長いく腕の細い方が着けると、違和感を持つかもしれません。
次に、大きさです。
G Watchを単体で見ると大きく見えますが、38mm(W)×45mm(H)です。
G-SHOCKが42.8mm(W)× 48.9mm(H)なので、これと比較しても大きいワケではありません。
最後は、バッテリーの持ちです。
G Watchは、通知を受ける回数にも左右されますが、前の晩に充電しておけば丸一日は使えます。スマホと同じような感覚で充電すれば良いのですが、出張時は、充電用として専用クレードルを一緒に持っていく必要があるので面倒です。G-SHOCKのバッテリーは、二年は持ちます。これは、腕時計が源流なので、当然もしれませんが、随分差があります。
腕時計として魅力的なデザインか
G Watchは、質感が高く、組み立て精度が良いので、良い物を手にしている実感を持ちます。しかし、典型的なテック系ガジェットのデザインです。こうしたガジェットのダメな典型例として、前面にメーカーロゴを大きく入れて幻滅することがあります。G Watchはこれがなく、すっきりしていることが救いですが、エレガントと表現できるレベルではなく、宝飾品としての魅力に欠けています。G-SHOCKは、初代のデザインを継承するタフネスデザインが魅力で、これが長く付き合える要因でもあります。G Watchは、こうした要素を欠いているので、好みのバンドに交換して、愛でる要素を付け加えて使い込むのが、長く付き合う秘訣になるのかもしれません。
ハンド幅が22mmなので、汎用品が使える
気分で選べるフェイスデザイン
G Watchが搭載するAndroid Wearには、24種類のフェイスデザイン(時計として普段表示される画面)を搭載しており、その日の気分で好みのフェイスが選択できます。数多くあるので、お気に入りのフェイスをピックアップして、ご紹介します。フェイスデザインは、Playストアでも配布されています。まだ、数はありませんが、好みの物をインストールして使うことができます。
Binary Watchのフェイス
Binary Watch Face - Google Play の Android アプリ