会社員の約半分は老後資金準備ゼロ!?

フィデリティ退職・投資教育研究所(所長:野尻哲史)が、先日興味深いレポートを発表しています。会社員10000名にアンケートを取ったというもので、なんと「会社員の約半数は老後資金準備がゼロ」ということが分かったというのです。

今回は、レポートの紹介を行いながら、今私たちにとってどのような問題が起きているのか考えてみたいと思います。
なお、直接本文に当たってみたい、という人は、こちらのリンクから直接、研究所のサイトへアクセスしてみてください ( →リンク  )。

まず、最初に主要なデータを一気に紹介してみます。

(将来についての考えかた)
自分の老後生活は今より悪くなると思う :49.5%
自分の老後は今の高齢者より悪くなる :70.0%
公的年金では安心できない :88.9%

(将来についての準備)
退職後に必要となる生活資金の総額(公的年金除く) :2989万円
退職後の生活用として準備している資金は :516万円
退職後の生活資金を準備していない人は :44.3%

いずれもなかなか衝撃的な数字です。要するにこの数字が示しているのは「老後は大変だと思う」けど、「準備はあまりできていない」ということだからです。

公的年金に対する情報が多く発信されるようになり、不安の高まりがみられたり老後についての意識が高まったことは、おおむね良かったと私は考えています。しかし、次に必要となるのは具体的にどのような方法で、準備をするか、です。

今回の調査から見えてきた「会社員の現実と課題」について考えてみましょう。
また、「401kを入れている会社の会社員は老後準備や投資に関する理解が良い」ということも分かったそうです。こちらの話題もご紹介したいと思います。

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