海外旅行をする上での課題のひとつとして必ず挙げられるのが「時差ぼけ」。せっかくの待ちに待った楽しい旅行が体調不良や強い眠気で台無しになるなんて、残念過ぎますよね!時差ぼけの症状は海外渡航者の3分の2程度が経験するといわれています。そこで、今回は海外での旅行を存分に楽しめるよう、時差ぼけの対策法についてご紹介しましょう!
時差ぼけ対策1 光で脳をコントロール!
明かるい光で脳の時計をコントロール!(OKIRO 21,384円 )
東側への飛行では1日が短くなり、生体時計を前進させて、短くしなければ現地時間に同調できないため、通常は東へ向かう方が西へ向かうよりも時差ぼけの症状が強く現れてしまいます。
ここで重要になってくるのが生体時計をコントロールする「光」の存在。最低体温直後に光を浴びると、生体時計の周期は短くなり、最低体温の直前に光を浴びると、生体時計の周期は長くなるといわれています。
体温は4時頃に最低レベルになるので、東への飛行では出発地の早朝時間帯に、西への飛行では出発地の深夜の時間帯に意識的に光を浴びるようにすることで、現地での同調がしやすくなるということになります。そのためには、出発の数日前から少しずつ現地の時間に合わせたタイムスケジュールで過ごすようにするとベター。
体の負担を最も減らして旅行を満喫するためには、最低でも2日前から生活リズムを海外旅行モードにシフトしてくださいね!
時差ぼけ対策2 食事で体をコントロール!
たんぱく質は欠かさないようにしましょう!
出発の数日前から少しずつ睡眠覚醒リズムを現地時間に合わせていくときには、食事のタイミングもあわせて前倒しにしたり、遅らせたりしたりと調整しましょう。
特に、朝食を欠食しがちの方は多いですが、1日3回きちんと食べることが体内リズムを正常化させるうえでの基本だということを忘れないようにしてくださいね。
時差ぼけ対策3 機内での過ごし方をコントロール!
目元を温めリラックスを促進!(蒸気でホットアイマスク オープン価格)
夜間フライトによる睡眠不足もまた、時差ぼけを招く原因のひとつです。もちろん座席シートの広さなど環境的な限界はありますが、その中でもなるべく自分が眠れるように工夫することはとても大事なポイントです。
例えば、目元を温めたり周囲の光をシャットアウトするアイマスクを使う、リラックスするために室内履きに履き替える、首を安定させ休ませるためにネックピローを使う、乾燥しないようにマスクを使う、ロールオンタイプのリラックスアロマで気分を落ち着かせるなど、自分で準備できる快眠促進アイテムはどんどん活用してくださいね!
長年行きたかった場所も、練りに練ったプランも、体調が万全でないと身体的な能力が低下してしまい、楽しさ半減になってしまいますよね。最高の夏の思い出をつくるためにも、事前にしっかり現地に関する情報をリサーチして、出発前から生活リズムを少しずつ調整してみましょう。
到着直後から旅の終わりまで、時差ぼけ知らずの元気な体で思い切り旅行を満喫してくださいね!