麺の太さは4タイプあり、いろいろ楽しめる
このヌードルメーカーでは、そば・うどん・パスタ・ラーメンの4種類が作れます。材料は、粉の種類や配合が異なりますので、食べたい麺のレシピを参考に用意します。そして、麺キャップが4種類あるので、製麺したい太さや形のキャップを選んでセットすればOK。ちなみに、キャップとセットになっている透明のフタは、麺をカットしたりキャップの穴に残った生地を掃除する時に使用します。それでは、それぞれのできばえをご覧ください。■そば ※キャップ:1.6mm角麺使用
まずはレシピ通り【小麦粉7:そば粉3】で作りました。茹で時間も2分なので、とても手軽に「ざるそば」ができました。見た目に蕎麦らしいでき上がりで、腰もしっかりあり、喉ごしもなかなかのものでした。しかし、そば粉の割合が少ないので、そばの風味は少し物足りなく感じます。そこで、蕎麦粉の割合を徐々に増やしてみました。蕎麦粉の割合を多くすれば、より蕎麦らしい味になりますが、【小麦粉3:そば粉7】で作ってみたところ、麺がやや切れやすくなってしまいました。現状では【小麦粉5:そば粉5】くらいまでが良さそうです。
■うどん ※キャップ:2.5mm角麺使用
レシピには中力粉(手打ちうどんの小麦粉)が推奨されていましたが、近所のスーパーを4件ほど確認したのですが手に入らず、今回はネットで調べて多く書かれていた、強力粉と薄力粉を混ぜるレシピで作ってみました。冷やしうどんで食べるので、茹で時間は9分。もちもちしててコシがあり、とてもおいしくでき上がりました!
■パスタ ※キャップ:2.0mm丸麺使用
【強力粉7:薄力粉3】で作った丸麺タイプ。卵を入れるのがうどんとの大きな違いとなります。ゆで時間は5分。ナポリタンにするため、少しゆで時間を短くして完成。食べた感じは……もちもちとした生麺らしい食感と、コシの強さはしっかり残っていますが、ちょっとだけうどんに近い感じがしました。確かに、強力粉と薄力粉を混ぜるうどん粉の代用レシピに近いので、食感として近くなるのは当然かもしれません。
■ラーメン ※キャップ:2.0mm丸麺
【強力粉】100%で作ります。それに、わずかな重曹を入れるレシピです。押し出されると麺の重さもあり、ストレートな麺になります。手でくしゃくしゃっと握れば縮れ麺のようにもなりますと聞いていたので、試してみましたが、強い縮れにはなりにくく、やはりストレート細麺という感じになりました。今回は、市販のわんたんスープに入れて、わんたん麺として食べてみました。強力粉のみなので弾力があり、ラーメンらしい喉ごしで、なかなか美味しく頂きました。
この他に【1.6mm平麺】キャップで、トマトピューレを練り込んだアレンジ麺にもトライしましたが、総じて麺のできばえは良いものでした。粉の割合で味や食感が変わるので、いろいろ試してみる楽しさがあります。ご飯やパンと違い、麺は味をつけないとならないので、味付けは自分の腕次第となりますが、麺も好みの配合をみつけて、我が家流「特性麺」が作れるのも、ヌードルメーカーならではの長所と言えるでしょう。
最後は、ヌードルメーカーの展望について>>