女性は脱ぎ捨てるために、男性は着飾るために!SNSから始まる恋愛
ビジネスの投稿ばかり、チェックインや食べ物の投稿ばかり。偏っているより、公私の投稿のバランスがいい人が安心できそう
数年前、とても魅力的な音楽記事を書く、ギターの上手いシングルファーザーがいた。彼が子どもたちに作る料理の写真や音楽記事は人気で、特に、女性からのコメントがたくさんついていた。でも、実は、その男は、自分に片想いしている女の子とたまに肉体関係を続けつつ、表面的には彼女募集中というずるい男だった。なんてのを、筆者も目の当たりにしたことがある。
投稿記事を100%鵜呑みにしてはいけない。
肩書きに嘘が無かったとしても、少し文才のある人ならいくらでもイメージが作れるものだから。
<目次>
【1】なるべく匿名性の無いSNSから
SNSによって危険性はやはり違ってくる。匿名性の高いところでは、やはり素性がわかりにくい(いわゆる出会い系SNSについては、今回は除外しておく)。その点、Facebookは本名。仕事や職場での人間関係まで見て取れる。自分と彼、だけではなく、彼が、どんな友達と、どんなふうに交流するかまで垣間見える。匿名性のあるmixiやTwitterよりもリアルとの差は少ないと言えるだろう。
mixiやTwitterからの恋愛がダメだとは思わない。私自身、mixiで出会った17歳年下の彼といい恋をした経験がある。
ただし、mixiからの恋愛でのお悩み相談もやはり多く、初オフのタイミングで盛り上がってセックスしてしまい、恋人ではなくセックスの関係だけ続いてしまっているというご相談も。では、どんな相手に気をつければいいのだろう。
【2】気をつけたほうがいい相手を見極める
男の嘘や見栄に気づきにくい、自信が無いという人は、観察眼のある友達に彼のページを見てもらうという手も
- 一日に何度も投稿する
- 友達の数があまりにも多い
- 知り合ってすぐにLINEに誘われた
- リアルな人間関係の話題が少ない
- マイナス思考な投稿(もしくは極端にポジティブな投稿)が多い
- 凹んでいる投稿に親身になってくれた
こういう男性には気をつけたほうがよさそう。わかりにくいのが、落ち込んでいるときに声を掛けてくれる場合。「さりげなく優しい」のはOK。がっつりと必死で向き合おうとしてくれる人というのは、一見、親身に見えて承認欲求が強いだけの男という可能性も。本当に責任感があるなら、むしろ、よく知りもしないのに簡単に助けようとせず、ゆっくり様子を見てくれるはず。
【3】日記や投稿はなるべく「等身大」で書く
かっこつけたり、いいことばかりの投稿を書いてしまう人には、不思議と、同じように「装ってしまうタイプ」の異性が寄ってくる。自分の内にあるドロドロを正直にすべて出せ、というわけではない。マイナス投稿ばかりでも、マイナス思考の人を惹き付ける危険性もあるから。でも、なるべく「等身大」の姿を書き込むようにしたほうが、その波動に引き寄せられて、似たような裏表の無い人を引き寄せると考えられる。【4】SNS上でメッセージ→LINEやメール。携帯番号は最後に
順番としては、まず投稿へのコメントや「いいね」をお互いにすることから始まり、SNS上でのメッセージ交換へ。その後、LINEやメールでのやり取りに発展していくぐらいの慎重さを。知り合ってすぐに携帯番号を教えるのはNG。最悪、携帯番号は知らせなくても、SNS上の連絡だけで会う約束はできるもの。「直接会うことが決まるまでは、携帯番号は知らせない」などのルールを自分で決めておくといいかもしれない。
【5】初オフ会は公の場で。遠距離だからと泊まるのはNG
複数で会うことで、リアルではどんな会話をして、どんな雰囲気を持っている人なのかがわかりやすく、少し客観視しやすい。彼のテンポ、雰囲気、匂い(?)など五感でキャッチ
遠距離だからといって、いきなり彼の部屋に泊まるのもNG。流れでセックスなんてパターンも、何度か聞いたことがある。そういう男は、自分を大切にしてくれない人だと、しっかり自覚しなければ「辛い恋」の経験を増やすことに。彼の暮らす土地で会うことになった場合、彼が職場付近を案内してくれるか、母校や友達を紹介してくれるかどうかも、ひとつの目安になりそう。
そして、しっかり彼の目を見て話すことで、彼の心が曇っていないか確かめて。
慎重に見極めることさえできれば、SNSからの恋愛はあり得ないことではない。距離を越え、年齢を越え、たくさんの出会いがある。
ただし、リアルの出会いと同じで「恋愛目的」で探すより、「共通の話題で盛り上がって」という理由で出会うことをお勧めしたい。「寂しい」という心は、相手から見てハードルを下げること。なるべく投稿に出さないようにするのがポイントであることも付け加えておきたい。
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