しかし、子どもへの先生の対応の仕方で気になる場面に遭遇することもあるでしょう。そんなときに気をつけたいポイントをお伝えします。
子どもの前で先生の悪口はNG
子どもにはイキイキと園生活を送って欲しい!
先生の対応で気になることがあったとしても、先生の全てが悪いわけではないでしょう。子どもにとっては親が一番です。その親が先生を否定するようなことや悪口をいうことは、毎日接している子どもにしてみれば、先生を信頼してはいけないということにもなってしまいます。せっかくの園生活から、学ぶ気持ちが失せてしまうこともあります。
ママ同士でも先生の悪口はNG
子どもの前だけでなくママ同士の間でもこれをやってしまいがちですが、できるだけやめましょう。おしゃべり好きなママが集まると、先生に対する悪口もエスカレートしがちです。客観的に状況を把握したり、建設的な話しになればいいですが、話しているうちに「あのときも」「このときも」と増長しがちなので気をつけましょう。もしそういうようなことを話したい場合は、パパに話してみましょう。案外、客観的な意見を聞かせてくれるかもしれませんよ!
先生には、批判でなく要望として伝える
先生よりママの方が子育てのベテランの場合があります。だからと言って、「こんなことも気づかないんですか?」「こういう風に対応すべきでは?」と言われては、先生も傷つきます。先生自身、そもそも子ども同士のトラブルに気づいていないこともありますし、先生なりに考えて対応している場合もあります。そんなときは「こんなことがあったようなんです」「うちの子○○なので、先日も帰ってきてちょっとふさぎ込んでいました。こういうときは、ちょっと様子を見てもらえますか?」などといったように要望として伝えるとよいでしょう。
もしかしたら「園ではそんな様子は見られませんよ」と言われてしまうかもしれませんが、伝えることで先生も気にしてくれるようになるはずです。「その後、どうでしょうか?」と、しばらくたったら確認してみるのもいいですね。
こまめにコミュニケーションを取る
先生と保護者の間がぎくしゃくする場合の多くは、コミュニケーション不足。「なんか先生の対応が気になるな」と思いながら伝えず、たまってから言うと、先生への不平不満、怒りになってしまうこともあります。ちょっと気になったことがあれば、早めに伝えておくことも大切です。どうしても心配なら、主任や園長先生に
上記のようなこと気をつけても、なおかつやはり先生の子どもへの対応が気になる場合には、主任や園長先生に、担任の先生に相談した経緯も伝えて相談しましょう。場合によっては、他の先生がサポートで入ったり、研修会を開くなど、子どもへの対応についてさらに学ぶ機会をもってくれるかもしれません。子どもを家では保護者が、園では先生が育んでくれているわけですから、先生とコミュニケーションや連携を取って、先生の指導がちょっと心許なければ、批判ではなく応援しましょう。行事や保護者会にも積極的に参加して、先生と顔見知りになるといいですね。