フォーミュラをレンタルして参戦

サーキット走行の経験が多少ある人なら、本格的にサーキット走行に復帰するのも良い。ただ、ミニバンやエコカー全盛の国産車ではサーキット走行に適したクルマは少なく、何だかんだでコストがかかる。そこで、お勧めしたいのが本物のレーシングカーを使うプログラムだ。

最近は入門用の底辺フォーミュラカーレースにサーキット復帰組の大人たちが参戦し、楽しむ姿が目立ってきている。本来は若手のステップアップ用に作られたマシンだが、若手レーサーの参戦が減少したことから、1日の走行単位、1レース参戦単位でレンタル料金を設定してサービスするガレージが増えてきた。そのレンタル制度をうまく使えば、多額の資金を用意しなくとも趣味としてのレース参戦も可能になる。
K&G

K&Gがレンタルするフォーミュラエンジョイ

三重県・鈴鹿市のガレージ「K&G」では鈴鹿サーキットを拠点に入門用フォーミュラカーの「フォーミュラエンジョイ」(1300cc)をレンタルし、体験走行からレース参戦までをバックアップしている。ランニングコストはレンタル料金に含まれているし、愛車や市販車ベースのハコ車に比べてパーツの数が少ないシンプルなフォーミュラカーはマシンを壊してしまった時の会計が分かりやすく、安いコストで済む事も大きなメリットだ。

また、同じ趣味を目的にした様々な職業の人たちが集う事で新たな出会いも魅力の一つ。アメリカのストックカーレース「NASCAR」に参戦した経験をもつレーシングドライバーの脇田一輝氏が代表を務める「K&G」はアメリカで得た経験を元に、レースを楽しむ人たちの良い雰囲気作りに努力しており、レース後にはバーベキューの打ち上げを開催することもあるという。僕が一番だ!ばかりがモータースポーツではない。

HP:K&G

ナンバー付き軽自動車N-ONEレースに注目

公道走行が可能なナンバー付き車両によるレースに、今年から軽自動車「ホンダN-ONE」のレースが加わった。以前からミニサーキットを中心に低コストで楽しめる軽自動車レースが人気だったが、「Honda N-ONE OWNER’S CUP」はレース参戦が可能な仕様のナンバー付き「N-ONE」を使い、国際レーシングコースを走れるとあって注目を集めているレースだ。ナンバー付きということもあり、普段使いの足として利用できるのもメリットである。
N-ONE

N-ONE OWNER'S CUP車両

7月の富士スピードウェイから、オートポリス、岡山国際サーキット、スポーツランド菅生、ツインリンクもてぎ、鈴鹿サーキットなどで単戦のレースが開催。車両は「N-ONEターボFF」を購入し、Honda Carsの店舗でレース仕様のパーツを組み込んでもらい製作する。ディーラーの整備士が手がけるので、特別な知識は必要無い。乗り馴れた愛車でレースを始めるにはもってこいのカテゴリーといえる。さらに、今年はスーパーフォーミュラなどの興行型レースのサポートレースとして組み込まれているものもあるので、観客がいる中でレース参戦できるだけでなく、プロのレースをそのまま観戦して楽しむチャンスもある。家族で楽しみながらレース参戦というのもありだろう。

HP:Honda N-ONE OWNER'S CUP

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