自然と共生する感覚。木のインテリアは日本人にふさわしい
住友林業 住宅事業本部
資材物流部 マネージャー
鈴木千晴さん
四季があり、自然と共生する感覚を自然に持っている日本人にとって、木を活かしたインテリアはとても相性がいいと言います。
今回ご紹介する銘木は、『ウォルナット』『マホガニー』『チーク』『チェリー』『メイプル』『オーク』の6種類。それぞれに個性と魅力があり、どれか一つを選ぶのが難しいほどです。美しいインテリア写真と共にご覧ください。
『ウォルナット』~美しい木目と深い色合いが人気の樹種
マホガニー、チークと共に世界三大銘木と呼ばれる『ウォルナット』。日本語では「クルミの木」です。最近、ブームが再燃していますが、古くはヨーロッパのルネサンス時代にも人気を誇った樹種で、その歴史は長いのです。20世紀に活躍した世界的な木工家具作家、ジョージ・ナカシマもウォルナットを好んで使用し、数々の名作家具を残しています。
ウォルナットの紫がかった茶色は深みがあり、高貴な印象です。艶やかで優しく温かみのある光沢や、杢目が織りなす美しいグラデーションも魅力。モダンなインテリアとも美しく調和し、気品のある空間を演出します。「色合いには深みがありますが、重たく暗い感じにならないのが特徴。大人っぽい雰囲気のインテリアにぴったりです」
>>“黄金の木”『マホガニー』と“木の宝石”『チーク』