保育園での生活リズム、我が子は馴染めるかな?
保育園という初めての集団生活の中で、生活リズムはどのように変わるのでしょうか。「給食をちゃんと食べられているかな?」「しっかりお昼寝できているかな?」「元気に外遊びができているかな?」……。お子さんを保育園に預けた後、あれこれ考えながら職場に向かう方もいるかもしれませんね。保育園での生活リズムの特徴や、その意義を考えてみます。お子さんも保護者の方々も、少しずつ慣れていけるといいですね。生活リズムが大きく変わる保育園生活
家では小食、保育園で給食は食べられる?
3歳未満児のクラスでは、多くの保育園では朝9時過ぎに軽いおやつが出されます。これは、まだ一度に十分な食事を取れないことが多い年代の子たちに、1日のエネルギーが不足しないよう補う役割があります。給食、モリモリ食べられているかな?
逆に保育園であまり食べられていない様子でも、保育園の昼食と午前と午後のおやつ、場合によっては長時間保育の際の夕方以降の軽食を少しでも口にすることで、少しずつエネルギーと栄養を補充できていると考えることができます。数日単位、1週間単位、1ヵ月単位などで見て、色々な物を少しずつ食べられるようになっているか、便秘や体力不足の様子がないかなどを観察して、気になる場合は先生に相談してみましょう。
昼食後のお昼寝、我が子には長すぎる!?
しっかりお昼寝できているかな?
この午後のお昼寝には、午前中の疲れを取り、夕方~夜までの保育時間を過ごす体力を復活させる役割があります。眠りに落ちることができなくても、お昼寝タイムという静かな環境の中で体を横たわらせることは、疲労回復に大きな効果があります。最初はうまく眠れない子も、園生活に慣れてきて遊びを通してのエネルギー消費量が増えていくと、みんなと一緒に横たわる環境の中で眠ることができるようになっていきます。
日課の外遊び、苦手な我が子には負担になっていない?
元気に外遊びできているかな?
しかし外遊びが苦手だった子も、クラスのお友だちや大きな子たちが遊ぶ様子を見ながら刺激を受けて、多様な遊びに興味を示していきます。砂場で砂をいじったりままごとをしたり、お散歩で道端の草木や虫の様子を見たりしていく中で、その子なりにペースで外遊びへの興味が育っていくことでしょう。連絡帳やお迎え時の先生とのやり取りで、その日の外遊びの様子を知らせてもらい、まだ会話と言えるほどのおしゃべりができない子に対しても、「今日はこんなことをしたんだね」「○○を見たんだね」などと話しかけて、体験を共有してみてください。
>>気を付けたい週末の疲れ