ディスプレイはより大きく、キックスタンドはより柔軟に
発表会に登壇した日本マイクロソフト代表執行役 社長の樋口泰行氏は、Surface Pro 3を「ヤバイ、スゴイ、タブレットです」と短く自信に満ちた言葉で表現。これまでに発売されたモデルが抱えていた問題点をすべてクリアーした機種であると説明した。
一般向けと法人向けが用意され、一般向けは2014年6月3日の午前0時より予約受付をスタート。法人向けについては6月9日より受注開始となる。一般向けモデルについては、従来どおりOffice Home and Business 2013を搭載。価格についてはSurface Pro 3の公式サイトをチェックしてほしい。
Surface Pro 3の公式サイト
Surface Pro 3が従来までのSurface Proシリーズと大きく異なる点してまず挙げられるのが、ディスプレイのサイズ。10.6インチから12インチへと大きくなり、さらに画面の縦横比率は16:9から3:2へ変更された。その一方で、本体の厚みはSurface Pro 2と比較して33%薄い9.1ミリ、12%軽い800グラムとなっており、薄型・軽量化に成功している。
薄く、軽く、大きくなったSurface Pro 3。
本体背面に設置された一体型キックスタンドにも調整が加えられた。フリクションヒンジを取り入れたことで、Surface 2およびPro 2では24度と40度の2段階のみだったスタンドの角度調整が、Surface Pro 3では0度~150度のあいだで自由に設定が可能に。より柔軟な利用ニーズに応えられるようになっている。
キックスタンドは最大150度までのあいだで、自由に調整が可能に。
これによりマグネットで本体と接続する際、従来までの接続エリア(本体の下部)に加えて、新たにディスプレイ下部のベゼル部分にも接続が可能となり、利用時の安定感がアップ。キーボードに角度も付くので、よりノートPCらしい使い方ができそうだ。カラーバリエーションはブラック、パープル、シアン、ブルーの4色を用意。価格は12980円(税抜き)となっている。
タイプカバーは本体との接続面が増え、安定感がアップした。
なお、Surface Pro 3の詳細なレビューについては後日、ガイド記事としてお届けする予定だ。