3/4 2014年夏のNTTドコモの新機種・サービスの特徴 [スマートフォン] All About

急速充電や非常用節電に対応した新機種

NTTドコモの2014年夏モデルは、スマートフォン7機種、タブレット2機種、フィーチャーフォン2機種の、合計11機種となります(発表済みのデータ通信端末「L-03F」、及び既存機種「P-01F」の新色モデルを除く)。

新機種に共通する特徴としては、先に説明したVoLTEへの対応(スマートフォン4機種、タブレット2機種)、充電アラートが表示されてから60分で90%以上充電できる「急速充電2」への対応(スマートフォン4機種、タブレット2機種)、そして電池残量15%で約3日間の待ち受けが可能な「非常用節電」機能への対応(スマートフォン全機種)が上げられます。

6機種が急速充電に対応

そしてもう1つ、任天堂と共同で開発した「かんたんテザリング for ニンテンドー 3DS」が新たに搭載されているのも、大きな特徴といえるでしょう。これは、スマートフォンのWi-Fiを経由してニンテンドー 3DSをインターネット接続する、テザリングを簡単な手順でできるようにするアプリ。ニンテンドー 3DSを外出先でプレイすることが多い人などには、役立つ機能といえるかもしれません。

ニンテンドー 3DSと接続し、テザリングの設定が簡単にできるアプリも用意

では、それぞれの新機種について簡単に説明しましょう。

Xperia Z2 SO-03F
ソニーモバイルコミュニケーションズの新しいグローバルフラッグシップモデル「Xperia Z2」の日本向けモデル。auの「Xperia ZL2」とは異なり、グローバルモデルそのままの機能・デザインで投入されており、ディスプレイサイズも5.2インチの大画面となっています。

前機種となるXperia Z1の2070万画素という高いカメラ性能はそのままに、4K動画の撮影やタイムシフトビデオの撮影に対応。さらにデジタルノイズキャンセリングにも対応し、専用のヘッドセットを用いることで高音質でのサウンドを楽しめます。発売日は5月21日です。

Xperiaシリーズの最新フラッグシップモデル「Xperia Z2」

デザインは前機種となるXperia Z1を踏襲しつつ、横幅が狭く持ちやすくなっている

Xperia A2 SO-04F
冬商戦の「Xperia Z1 f」に続く、Xperiaシリーズのコンパクト・ハイエンドモデルです。Xperia Z2同様2070万画素のカメラを搭載しながら、ディスプレイサイズを4.3インチにし、手のひらに収まるコンパクトサイズを実現しています。

最近のXperiaシリーズを踏襲した、アルミフレームを採用した質感の高いデザイン性に加え、グレーブラック、ホワイト、ラベンダー、そしてオレンジの4色を揃えるなどカラーが豊富に用意されているのも、大きな特徴といえるでしょう。発売は6月中旬を予定しています。

高い性能を備えながらコンパクトさを実現した「Xperia A2」

高級感のあるアルミボディながらカラフルで見た目にも楽しい

GALAXY S5 SC-04F
世界的に販売されているサムスン電子のフラッグシップモデル「GALAXY S5」。高速オートフォーカスや、Wi-FiとLTEを同時に使用したハイブリッドダウンロード、docomo selectからも販売される「Gear 2」「Gear Fit」との連携など、フラッグシップならではの豊富な機能を備えているのが特徴です。

VoLTE対応とネットワーク関連の違いを除けば、au版と機能的に大きな差はありません。ただデザイン面でピンクのカラーがより鮮やかな“スイートピンク”となっているのが、大きな違いといえるでしょう。発売は5月15日と、最も早く販売をスタートしています。

サムスン電子のフラッグシップ「GALAXY S5」

au版との大きな違いはピンクのカラー(右)

ARROWS NX F-05F
今夏は各キャリアを通して唯一の富士通製モデルとなった、ARROWSシリーズの最新版。最大の特徴は、文字入力システムにジャストシステムと共同開発した「Super ATOK ULTIAS」を搭載していること。定評のあるATOKの変換システムをさらにブラッシュアップし、入力ミスも変換でフォローしてくれるなど、日本語を快適に入力するための仕組みが非常に充実しています。

他にも、より明るさを増したディスプレイ「WhiteMagic」を搭載したことで、従来より一層の省電力化を実現しています。発売は5月下旬を予定しています。

日本語入力のしやすさに注力した「ARROWS NX」

背面にはARROWSシリーズ定番の指紋認証機能も搭載

AQUOS ZETA SH-04F
省電力に定評のあるIGZOディスプレイに加え、三辺狭額縁で大画面ながらもコンパクトで持ちやすい「EDGEST」デザインで定評のある、シャープ製スマートフォンの最新フラッグシップモデル。5.4インチもの大画面ながら、画面占有率81%を実現したことで、片手でも手にかかる負担が少なく持ちやすいデザインとなっています。

加えて、赤をより鮮やかに映し出す新しいバックライト「Pure LED」を搭載し、映像をより鮮やかに再現できるようになったのも、大きなポイントといえるでしょう。発売は5月23日になります。

5.4インチの大画面ながら狭額縁で持ちやすい「AQUOS ZETA」

背面のデザインは非常にシンプル

Disney Mobile on docomo SH-05F
「Disney Mobile on docomo」の最新モデル。冬モデルのシャープ製スマートフォン「SH-01F」をベースに、ディズニーらしいデザインやコンテンツを取り入れた内容となっています。

中でも特徴的なのは、ミッキーの下半身が付いている「マジックミラースタンド」。これにスマートフォンを置くと、ミッキーマウスが鏡の中から飛び出してくるアニメーションが再生されるユニークな仕組みが備わっています。なお、購入者にはディズニーをイメージしたオリジナルのスマートフォンケースが1つプレゼントされるキャンペーンも実施されるとのこと。発売は5月下旬を予定しています。