ご褒美は使い分けが必要

では、ご褒美は悪者なのでしょうか? いえ、必ずしもそうではありません。上手に活用することで、「育児の困った!」を突破することもできます。

お子さんを見ていると分かると思いますが、ママが興味を持って欲しいなと思うことに、必ずしも飛びついてくれないということはよくありますよね。年齢が上がれば上がるほど、そういうものは増えてきます。特にお勉強系がその典型でしょう。

例えば、ママは「ひらがなノートを毎日1ページずつ続けてもらいたい」と思っているとします。でも小さな子には、ひらがなを毎日コツコツと続ける意義はまだ分かりにくいもの。だからお子さんが取りがちな反応は「いやだ! それより○○で遊びたい」となります。

そんなとき、ママは工夫が必要となります。まず考えるべきは「ひらがなノートを毎日1ページ」という単調な流れを変えられないか、もっと面白いやり方で興味(つまり内発的なやる気)を引き出せないか、ということ。

それでも上手く行かない。そういうときには、達成目標としてご褒美を活用するとうまく行くことがあります。実行できたらシールを貼り、目標を達成したらご褒美をもらえる、のような台紙シールなどもこのタイプです。

とはいえ、物質的なご褒美によるやる気は長続きしないことが分かっています。そして、エスカレートすることも!


やっぱり最強なのはママからの温かい言葉

アンダーマイニング効果は、目に見える物で起こる現象。つまり、形のある「おもちゃ」や「お金」などで起こりやすいことが分かっています。逆に、目に見えないご褒美では起こりにくいと言われています。

目に見えないご褒美、ピンと来ますか?

そうです、それはママの褒め言葉です!

褒め言葉は、内発的なやる気を逆にアップさせるという嬉しいメリットもあることが分かっていますので、どんどん活用していきたい最強アイテム。

私がよくカウンセリングなどでお伝えするのが、「できなかったことを叱る」以上に「できたことを褒める」ことに注力するということ。それを実践するコツは、ママの目線を、意識的に「できていないこと探し」から「できたこと探し」へと変えていくことです。「できたことを褒める」ことは、同時にお子さんのやる気アップにもつながります。ぜひ、お試しください。

■参考図書

 







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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。