龍馬と福井をつないだ松平春嶽
松平春嶽は、第16代福井藩主。龍馬とは江戸で会い、その後龍馬は勝海舟の命などにより春嶽を訪ねに福井に赴くことになります。福井と龍馬をつないだのが春嶽といえるでしょう。最初は、この春嶽に関する福井の地を訪問。春嶽の銅像のひとつが福井市立郷土歴史博物館前に建立されています。また歴史博物館では定期的に松平家ゆかりの所蔵品の展示なども開催。広く福井の歴史を知る上でも立ち寄りたい場所です。
福井市立郷土歴史博物館公式サイト
福井市立郷土歴史博物館入口。入り口前には松平春嶽の銅像が建つ。
松平春嶽の銅像。もうひとつの銅像はお堀脇にある福井神社内に建立されている。
春嶽が詠んだ歌の碑。
32万石の福井城跡
春嶽の居城、福井城跡。望楼型4重6階の天守があったそうですが、現在は堀と石垣が残るのみ。文久3年には神戸の海軍操練所開設の資金援助を申し込むために龍馬は春嶽を訪ねに福井城に来ているとのこと。ここは幕末の福井の歴史には欠かせない場所です。
城内には県庁など官公建物がありますが、石垣周りなど自由に参観可能。お堀側から撮影をするときには、建物が入らないようなアングルを探すのがお勧め。
城内の建物をフレーム内に入れたくなければ、アングルに注意する必要あり。
お堀側から撮ると石垣を中心に撮影が出来る。お堀に沿って歩いてみるのがお勧め。
なお、福井での龍馬の足跡は、「坂本龍馬を福井でたどる旅」のサイトにもまとめています。こちらも合わせてごらんください。
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