美人FXトレーダー、鳥居万友美さんをご存じですか?

カリスマトレーダーの鳥居万友美さん

カリスマトレーダーの鳥居万友美さん

鳥居さんは、短大を卒業し、秘書を務めた後、結婚出産。しかし、離婚をきっかけに「女性の経済的自立」の大切さに目覚め、子育てをしながら確保できる収入源を探していた時にFXと出会いました。500万円以上の大損切りを経験後、独自の投資法を確立。その活動は、NYタイムズや韓国経済新聞、香港など海外のメディアでも数多く取り上げられました。

ガイド内田は、これまでは友人として食事やゴルフを一緒に楽しんできましたが、FXの話をおうかがいするのは、今回が初めて。ドキドキしながらトレードの秘密に迫りました。

自立したくて始めたFX。あっという間に資金600万円が1000万円!

ガイド内田 鳥居さんは、いつ頃からFXを始めたのですか?

鳥居さん 2006年から。子供が2歳の時に離婚して、しばらくは預金を取り崩しながら生活していたんだけど、すごく不安だったのね。『本当に私一人で、この子を育てていけるんだろうか』って。その2年後に再婚して経済的な不安はなくなったけど、自分の収入源を持っていたいっていう気持ちは変わらなかった。最初は、在宅でできる仕事を色々探したけど、なかなか自分に合うものがなくて。そんな時に、すすめてもらったのがFXでした。

ガイド内田 最初の頃は、どんなトレードをしていたのですか?

鳥居さん 今みたいに落ち着いてトレード出来るまでには、何度も転換期があったんだけど、FXを始めた最初の時期を表すとしたら、「めちゃくちゃトレード期」かな(笑)。

ガイド内田 めちゃくちゃ、ですか?

鳥居さん そう、めちゃくちゃ。勘だけでトレードしていたから。だって、チャートはローソク足じゃなくて、ティック(時々刻々と変わる値動きを数値で表示しているもの。その瞬間の値段)だけを見てトレードしていたの。ちょっと値が下がったら買う、もうただそれだけ。

ガイド内田 ティックだけ!!ローソク足は見ていなかったのですか?!

鳥居さん そう。ローソク足どころか、FXのことをまるで勉強していなかった。始めた当時は、クロス円を買っていれば儲かった円安時代。だから、スワップ金利の高い通貨だけを取引していました。豪ドル円とかNZドル円とか。値が下がってもスワップ金利が入ってくるから、まぁいいやって。人気の高金利通貨は、下がっても待っていれば戻ってきたから、ひたすらプラスになるまで待って、さらに下がったらもう放っておく(笑)。

めちゃくちゃなトレードで損切り。身体が震えるほどの挫折を経験

ガイド内田 今の鳥居さんのトレードからは想像もつかないスタートだったのですね。

鳥居さん 短期間で大きな利益がでたから、すぐにFXに夢中になっていた。だって「勘」だけで、最初の資金の600万円は、たった2カ月で1000万円近くになったんだもの。でも、ある時「下がったら買い足す」というトレードでは、なかなか利益が出なくなったの。今までは待っていれば戻ってきたのに、全く戻らない。「あれ?何かが違う」って思いながらも、そのままのトレードを繰り返していて…。結局、最後はすごく大きなポジションと、大きな含み損を抱えていたの。

ガイド内田 そのポジションは、どうしたのですか?!

鳥居さん 証拠金はみるみる無くなって、もう、身体が震えるくらい怖かった。そこから、少しずつ損切りを開始して、数回に分けて全部損切り。一回で全てのポジションを損切る勇気はなかったの。

ガイド内田 ちなみに損はどのくらい??

鳥居さん 1070万円まで増えていた資金が、480万円になっちゃった。500万円以上の損で元本割れ。もう、ものすごく落ち込んだ。後から見れば、やっぱり値は戻っていたけど、もう耐えられなかった。ただその後、あのサブプライムショック、リーマンショックと大きな下落が続いたのね。きっと、ここで失敗していなかったら、その大きな下落に巻き込まれていたはずだから、今となってはいい時期に失敗をしたと思うの。

本気の再挑戦!FXの基礎の基礎を猛勉強

ガイド内田 大きな失敗で、FXをやめようとは思わなかったのですか?

鳥居さん ううん、思った。もうやめよう、地道に働こうって。「私はなんてモノに手を出してしまったのだろう」って、すごく落ち込んだ。

だから、アルバイトの情報誌を手に、パート探し。子供がまだ小さかったから、フルタイムでは働けないでしょう。当時の時給の平均が900円弱で、損した分はいつになったら取り戻せるのか、実は計算したのね(笑)。そうしたら、5年もかかるの!!それに気付いて、またすごく落ち込んだ。だって、失ったものを取り戻すだけに5年は費やせないもの。もう、トレードで取り戻すしか方法が見つからなかった。失った金額が多すぎて、他の道はなかったの。

ガイド内田 大きな損をきっかけに、FXへの考え方、取り組み方が変わったのですね。

鳥居さん そう。そこから猛勉強開始。まず、チャートの基本中の基本、ローソク足から。当時、FXの本はまだ少なくて、株式投資の本を参考にしたの。ローソク足が持つ意味を覚えて、次はローソク足の組み合わせ。毛抜き天井とかはらみ線、つつみ線とかね。その後、三角もちあいやダブルトップなど、チャートに形があることを知ったの。

濃厚な勉強期間で、チャートを味方に!!

ガイド内田 チャートは、トレードに役立ちましたか?

鳥居さん その勉強期間は、トレードは全くせずに、本をPCの横に置いて、毎日チャートを見続けたの。覚えたローソク足とその組み合わせ、形を実際のチャートにあてはめてね。トレードはデモ口座だけ。そうそう、雑誌に出ていたFXで成功した方に、思いきって連絡して会いに行ったりもした。もう、すごく親切にご自身のトレード手法を伝授してくれたの。ただ、テクニカルの専門用語がいっぱいで、ほとんど理解できなかった(笑)。だから「勉強して出直すので、もう一度会ってください」とお願いして、その足で本屋へ直行。今度は、株式投資の本ではなくて、まだまだ数が少なかったFXの本を購入しました。

ガイド内田 そこからさらに、テクニカルについて学んだんですね?

鳥居さん MACDなどのテクニカルの基本を勉強しました。今度は、ちゃんと話が理解できるようにと、必死でしたね。

ガイド内田 ここまでの勉強期間は、どのくらいでしたか?

鳥居さん 集中して2カ月。FXしかないと決めてからのこの2カ月は、本当に濃厚な2カ月だった。子供が寝てから勉強を始めて、気が付いたら外が明るくなっていることもよくあったもの。でも、何をするにしても本気でやるなら、そういう必死な時期は必要なんじゃないかな。お金を稼ぐということは、簡単じゃないから。

テクニカル分析と徹底した損切りで、資金を取り戻す!!

ガイド内田 様々なテクニカルを覚えて、FX成功者に改めて会いに行ったんですね?

鳥居さん ようやく話の意味が理解できるようになっていて、本当にホッとした(笑)。その時にね、1時間足で反転を狙う方法を教わったの。値が、前の高値(安値)に近づいた時に、いったん跳ねかえされるタイミングを狙って利益をとる方法。MACD、スローストキャスティクスが上から下落して(下から上昇して)きているかもみるの。

ガイド内田 レジスタンス(サポート)ラインで、いったん調整する特性を活かしたトレードですね。

鳥居さん 一番よかったのは、ストップの逆指値をいれる位置がわかりやすい所。前の高値(安値)を抜けてしまったら、もう諦めて損切り。必ず、逆指し値を置くようになりました。だから、損を小さくとどめることが出来たし、反転が本格化した時は、利益が大きくとれて「損小利大」が実現できたの。

もちろん、損切りしたあとに逆に大きく上がる(下がる)こともあって、ストップを入れない方がいいんじゃないかと迷う時もあったけど、損がどこまで膨らむかわからない怖さは、もう二度と味わいたくなかったから。損切りを徹底したら、4カ月もたたないうちに損した分全てを取り戻すことが出来たんです。

★チャートを学び、徹底したストップで損を取り戻した鳥居さん。後編では、さらに進化したトレード手法をおうかがいしました!

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