布団に特化した吸引口とUV照射の効果について
レイコップはイチョウの葉のような形していて、先端部分には、吸込む範囲のマーキングがあるのですが、本体よりかなり狭い範囲になっています。実は、これ理由があるのです。吸引口より本体が大きいことで、吸込口周囲にあるスペースができます。それが布団の表面を程良く押さえる役割となり、シーツや布団カバーが吸引口に吸いつかずに、しっかりと布団の中のゴミが吸えるとのこと。確かにT時型のノズルだと、布団が吸いついてしまいスムーズに動かせないことがありますが、レイコップは布団に吸いついてしまうことはありません。さすが専用クリーナーと思わせてくれる配慮です。一方、UV照射が天日干しと同じ紫外線効果があるか?という点については、過剰な期待はしない方が賢明というのがガイドの見解です。照射することで布団内にいるダニが弱り、吸込みやすくなるというのは期待できる気がします。しかし、数秒間のUV照射が、太陽光を1~2時間も当てているのと同じ効果が得られるとは考えにくいと感じます。レイコップは『UV照射+たたき+吸引』の3段階による「光クリーンシステム」で、3分で90%のハウスダストを除去できるという効果をうたっていますので、UV照射単体での効果ではなく、総合的な効果を生みだす要素のひとつとして捉えるのが妥当だと思います。
専用機ならではの使い易さを求める人にはオススメ!
以上のように、布団専用クリーナーとして、細部に渡り使い勝手が考えられているレイコップ。布団専用機のため、カーテンやソファなど多少は他の用途に使えたとしても、やはり使用範囲は限定される製品です。そういう意味では、ややお高いと感じるかもしれません。それでも、布団を叩きながら吸引するという方法は、確かに効果的ですし、いつも布団をキレイにしておきたいという人には、とても便利なアイテムだと感じました。※参考サイト:レイコップ