布団クリーナー/布団クリーナーのお試しレビュー

布団クリーナーの老舗、レイコップRSの実力とは?(3ページ目)

2014年1月には、日本での累計販売台数100万台を突破するなど、大ブレイクしている布団専用クリーナー、レイコップ。今回は2013年10月に発売された新製品「レイコップRS」をご紹介します。

執筆者:戸井田 園子

布団に特化した吸引口とUV照射の効果について

レイコップRS

本体に吸込み範囲のマーキングがあるが、本体よりかなり幅が狭い…その理由は?

レイコップはイチョウの葉のような形していて、先端部分には、吸込む範囲のマーキングがあるのですが、本体よりかなり狭い範囲になっています。実は、これ理由があるのです。吸引口より本体が大きいことで、吸込口周囲にあるスペースができます。それが布団の表面を程良く押さえる役割となり、シーツや布団カバーが吸引口に吸いつかずに、しっかりと布団の中のゴミが吸えるとのこと。確かにT時型のノズルだと、布団が吸いついてしまいスムーズに動かせないことがありますが、レイコップは布団に吸いついてしまうことはありません。さすが専用クリーナーと思わせてくれる配慮です。

 

レイコップRS

本体裏にあるUVランプは、天日干しに匹敵する紫外線の効果というよりは、ダニを吸い込むことに効果を発揮していると考えるのが妥当

一方、UV照射が天日干しと同じ紫外線効果があるか?という点については、過剰な期待はしない方が賢明というのがガイドの見解です。照射することで布団内にいるダニが弱り、吸込みやすくなるというのは期待できる気がします。しかし、数秒間のUV照射が、太陽光を1~2時間も当てているのと同じ効果が得られるとは考えにくいと感じます。レイコップは『UV照射+たたき+吸引』の3段階による「光クリーンシステム」で、3分で90%のハウスダストを除去できるという効果をうたっていますので、UV照射単体での効果ではなく、総合的な効果を生みだす要素のひとつとして捉えるのが妥当だと思います。

 


専用機ならではの使い易さを求める人にはオススメ!

以上のように、布団専用クリーナーとして、細部に渡り使い勝手が考えられているレイコップ。布団専用機のため、カーテンやソファなど多少は他の用途に使えたとしても、やはり使用範囲は限定される製品です。そういう意味では、ややお高いと感じるかもしれません。それでも、布団を叩きながら吸引するという方法は、確かに効果的ですし、いつも布団をキレイにしておきたいという人には、とても便利なアイテムだと感じました。

※参考サイト:レイコップ
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