そこで2014~15年版として、今の実情に応じたやり方をこっそり公開します。簡単なものから難易度の高いものへと順番に説明しますので、1から順にお試しください。
まずは基本編
1.普通にネットの予約サイトを利用いわゆるじゃらん.net、楽天トラベルなど、ネットの宿泊予約サイトを普通に利用するやり方です。うそ?と思われるかもしれませんが、祭りの時期や場所によっては、意外と予約できることがあるので、試してみる価値はあると思います。
うまく予約できるか?
私の場合でも、過去に三社祭、青柏祭、ホーランエンヤ(松江)へ行くのに、ネットの予約サイトでの予約に成功しました。
2.出張パック・フリープランツアーを申し込む
宿泊クーポンと交通(飛行機や新幹線などの券)がセットになってお得な旅行商品。なかには、往復運賃よりも安く1泊~2泊もできるプランも少なくありません。旅行代理店の店頭や、電話申込・ネット通販などで販売されています。
祭り見物に特化された商品ではありませんし、添乗員は付きませんが、その分、時間の自由が最大限にきくので、祭りを気ままに楽しむにはもってこいの商品といえます。特に、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、博多、熊本、那覇といった大都市圏で行われる祭りにはピッタリでしょう。後述の「祭り観覧のツアー」が企画されるような場所へのフリープランツアー設定は望み薄といえましょう。
購入(申込)後の航空便・列車・宿の変更は原則不可能(いったんキャンセルして購入し直し)なので、プランの選択は慎重に。祭り自体の予定をしっかり調べて、極力変更がないように準備してから申し込むことをおすすめします。
3.祭りのツアーを申し込む
大手旅行会社は、祭り専門のツアーを大量に発売しています。トップシーズンに宿も交通も押さえるのでかなり割高ですが、申し込みすれば宿と交通機関の予約問題は一気に解決されます。特に、東北夏祭り、高山祭り、阿波おどり、おわら風の盆、岸和田だんじり祭りなどのツアーがよく発売されています。
申し込むときは、現地での予定・自由時間・そして宿がどこになるかをチェックしましょう。以前、おわら風の盆(富山市)のツアーで、加賀温泉郷に宿泊するプランというのがありました(バスで片道何時間かかるだろう?)。