離れた年齢の人と積極的にコミュニケーションをとっていく
高校生活までは同世代間コミュニケーションが多かったと思います。ですが社会に出ると上司、部下、取引き先など、幅広い世代とのコミュニケーション能力が求められるようになりますよね。ですので、自分から率先して幅広い世代に話しかけて、仲良くなれるよう心掛けてみて下さい。あまり難しく考えなくても、大丈夫。
大学には教授だけでなく社会人講師もたくさんいます。会ったら声に出して挨拶を心掛け、授業中にはなるべく質疑応答で手を上げて発言してみましょう。授業後に質問しに行っても良いけど、できれば「授業中に手を上げて発言」ができるととても良いです。
これって人前で「自分の意見を相手にわかりやすく伝える、質問する」練習になるんです。会社の会議や、打ち合わせ、営業先との交渉力もかなり上がりますよ。
でも、いざコミュニケーションをとりたくても、自分に自信がなかったり、相手に悪く思われるか不安だったりすると、なかなか自分の思いを伝えるのが難しいですよね。
失敗したらどうしよう。
そんな時、ぜひ使ってもらいたい一言があります。
「ありがとう」
すみません、ではなく「ありがとう」
例えば、エレベーターが閉まりそうな時に乗り込んでしまった。喫茶店でコーヒーをこぼして、その後始末をウエイターにしてもらった。
そんな時、「すみません」の連発、していませんか?
「すみません」を「ありがとう、助かりました」に変えるだけで相手の受け取り方は変わります。
悪い状況でなくても、先輩にご飯をご馳走になった、取引き先に手土産を頂いた、そんな時も、謙虚にしなきゃ!と良い意味で「すみません」を使いがち。
でもここも「ありがとうございます、嬉しいです」に変えるだけで「とても喜んでいる」気持ちが伝わります。
ふと「すみません」が口から出てしまってもとっさに「すみません、ありがとうございます」と添えるだけでもイメージはかなり変わりますよね。
おわりに
恋愛や結婚生活でも、よく「こんなハズじゃなかったのに」という置かれた環境を認められず、楽しめないことから不満が生まれたり、彼氏の上司や先輩、家族や親戚といった幅広い世代とのコミュニケーションに悩むことは少なくありません。紹介したような、ちょっとしたくふうや些細なポイントを心掛けるだけでも、大学生活や、卒業してからの社会も大きく変わっていきます。の変わっていくというのは、「自分が変わった」と思う前に、周りからの印象、評価が主に変わっていきます。そうすると仕事環境も、生活環境も楽しくなり、居心地が良い「自分のポジション、居場所」が作られていきますよ。
仕事はもちろん、家庭でも同じことなので、ぜひ男女問わず心掛けて頂けたら、嬉しいです。