新聞紙は優秀な掃除アイテム
新聞紙は、拭いて、ちぎって、敷いてもいい万能アイテム
さらに、掃除がラクになるうえに、拭いてよし、ちぎってよし、敷いてよし……と、さまざまな使い方ができるので、かなり使い勝手のよいアイテムなのです。今回は、新聞紙を使った上手なお掃除方法をご紹介しましょう。
窓拭きに使えばピカピカに
折りたたんだ新聞紙を水で濡らしてしぼり、窓拭きに使いましょう。新聞紙に含まれるインクの成分で汚れがよく落ちるので、窓ガラス専用の洗剤は必要ありません。しかも、タオルなどと違って、拭いた後に細かい繊維や拭きあとが残らず、ツヤ出し効果もあるので窓拭きにピッタリです。また、浴室の鏡などを拭くのに利用すると、インクに含まれる油分で曇りにくくなるという効果もあります。
玄関掃除にはちぎって利用
窓を拭き終わった新聞紙はまだ捨てないで! 玄関やベランダで、さらにもうひと働きしてもらいましょう。新聞紙を濡れた状態のまま細かくちぎり、玄関のたたきやベランダにまんべんなく撒いたら、ほうきで掃き取ります。こうすると、掃いた時に砂ぼこりが立ちにくいので掃除もしやすく、濡れた新聞紙が細かいホコリやチリをからめ取ってくれるので、普通に掃くよりもずっときれいになります。
網戸には新聞紙+掃除機
網戸は意外とすぐに汚くなるのでこまめに掃除をしたいところですが、普通に掃除機をかけてもほこりはうまく取れません。そこで、新聞紙の出番。テープなどで網戸の片面に新聞紙を貼り付けてから掃除機をかけると、ほこりをしっかり吸い込むことができます。
下駄箱の汚れ防止や湿気取りに
下駄箱を掃除したら、各段に新聞紙を敷いておきましょう。泥などの汚れが直接つかないので、その後のお手入れがグンとラクになります。新聞紙は適度に湿気や臭いを吸着する効果があるので、汚れたり湿ってきたら交換することもお忘れなく。冷蔵庫の野菜室やシンク下に敷いておくのもおすすめです。
なお、新聞紙には日付が書いてあるので、できるだけ直近のものを使えば、前回いつごろ掃除したのかが分かるようになります。食器の油汚れをサッとひと拭き
調理時や食器洗いにも、新聞紙は役立ちます。調理中に出た水分の多い生ゴミは、新聞紙で包んでからゴミ箱に捨てると水気を吸い取ってくれるので、イヤな臭いが出にくくなります。食器を洗う前には、丸めた新聞紙で頑固な油汚れやベタベタしたソースなどをサッとぬぐい取っておくと水の使用量が減るので、水道代が節約でき、環境にもいいですね。新聞紙は小さめにカットしてシンク周りに置いておけば、いつでもサッと使うことができます。