Q お高めな医薬部外品、それだけ効果が高いということでしょうか?
A 厳しい基準をクリアしている分、
ある程度の効果が期待できます
医薬品と化粧品の間に位置する「医薬部外品」
「医薬部外品」は、ある目的(美白や炎症など)に対して安全性と効果のエビデンスを持ち、厚生労働省が承認している成分を配合している化粧品のこと。医薬部外品は日本独自のもので、その基準は世界一厳しく、新規成分で医薬部外品を取ろうとすると莫大な時間とお金がかかります。効果でいえば、化粧品と医薬品の間のような感覚でしょうか。主に予防を目的とした効果が期待できるのが特徴です。
自分に合うなら化粧品でも問題ナシ
「化粧品」の本来の定義は"肌を健やかに保つ"もの。そのため薬事法で効果効能は謳えません。しかし、最先端テクノロジーを搭載した化粧品であれば、肌に確かな満足感を与えてくれます。医薬部外品、化粧品に関わらず、美白は継続使用&肌に合うことが基本なので、自分のお手入れ習慣に組み込みやすいものを取り入れるのが1番です。
教えてくれたのは……
ビューティコーチ・美容エディター 藤井優美さん
美容業界歴20年。美容専門編集プロダクション「dis-moi」主宰。美容専門誌、女性誌の美容記事の企画・制作・執筆をはじめ、コメンテーターやアドバイザー、セミナー講師として活動。元エステティシャンという経歴を生かし、コスメ開発やエステアドバイスも行う。