ダストボックスのフィルターは、小まめな手入れがおすすめ
実際に、リビングの一人掛けソファとクッションにクリーナーを掛けてみました。ガイド宅には毛が抜ける犬が居るのですが、右の画像の通り一回でかなりのホコリがフィルターに付着しました。寝室の布団にも掛けてみましたが、こちらも細かな白いホコリがかなりフィルターに……喜ぶべきか悲しむべきか……。このように、布団クリーナーは取れたホコリが目に見えるため、その効果が実感しやすいのが人気の要因ともいえるでしょう。しかし、フィルターにかなりのホコリが付着するのは、吸引力もありますが、給排気の構造にも起因しています。吸い込んだ空気とホコリは、ダストボックスを通過して排気口に抜けていきます。ダストボックスには、排気口の手前にスポンジ(ブルー)とHEPAフィルターがあるため、吸い込んだ細かなホコリは全てフィルターに付着することになります。
使用後はUV照射で吸い込み口付近を除菌
充電ステーションにも特徴があります。本体を充電機に戻すと、約5分間自動でUVを照射し、吸い込み口を中心に除菌します。ホコリが吸い込まれる吸引口とブラシがいつも清潔にしておけるのはうれしい機能です。このUV除菌は、現状では吸引口付近のみですが、ダストボックスの中までUVが届けば、より清潔が維持できるはず。次回モデルでは、是非、ダストボックス内部の除菌も搭載して欲しいと思います!布団専用機の必要性を見極めて購入を!
最上位となるコードレスタイプは3.5万円程度(2014年3月時点)とかなり高額です。専用機を持つことにより布団ケアが手軽になり、頻度が高まるのが一番の効果。清潔にはしておきたいけど時間はかけられない…という人にはおすすめです。しかし、この金額であれば、キャニスターでもミドルクラスのモデルが購入できるのも事実。現在布団ケアにどんな不満があるのか、その不満が専用機なら解消できるのか、など、いま一度現状をしっかり振りかえり、本当に必要か否かを冷静に見極めて下さい。ちなみに、ご紹介したコードレスタイプの他、コード付き&UV照射付き【VH9201DS】・コード付き&UV照射なし【VH9201D】と、合計3モデルあり、それぞれ1万円ずつ安くなります。予算を押さえたい人は、そちらのタイプも検討してみてはいかがでしょうか?
※参考サイト:LGエレクトロニクス・製品サイト「ふとんパンチクリーナー」