表参道駅から骨董通りへ
表参道駅を降りてから、骨董通りを歩いてみましょう。この通りには、ハウスウェアから収納家具、キッチン、バスなどのショップが並んでいます。まずは駅から近いハウスウェアの「Madu(マディ)」。約20年前からある表参道の古株だけに、南仏プロヴァンス地方を感じさせる器など、製品や品揃えにも安心感があります。併設されたオープン感覚のカフェでは、手頃なランチもおすすめです。骨董通りから少し入ったファミリーマートの向かいにあります。骨董通りを六本木方面へ少し歩くと、向かって右手、向田邦子さんの愛した和菓子舗「菊屋」の隣にインテリアショップ「SEMPRE(センプレ)」があります。色鮮やかなデザイン小物から落ち着いた北欧家具まで、自分の探しているインテリアスタイルを見極めるにはぴったりのショップです。池尻大橋駅近くのセンプレ本店では、北海道産ナラ材を使ったナチュラル仕上げのテーブルや北欧アルテック社の家具も見られます。
SEMPREの向かい側、レンガ貼りのニッカビルには「ギャラリー収納 青山」がオープンしました(2014年3月)。生活者ひとりひとりの要望に応えた「生活収納家具」を提案するショップで、5万件以上の納入実績があるそうです。青山店はマンションの空間を最大限に活かすための、リビングや寝室、書斎、キッチン、ウォークインクローゼットなどの収納プランをシーンごとに展示していて、新居の購入やリフォームを検討されている方におすすめです。ちなみに銀座と大阪 心斎橋にもショップがあります。
もう少し先に行くと右手にハンティングワールドのある交差点が見えてきます。この近くには、デザインバスタブのメーカーとして知られる「JAXSON(ジャクソン)」の南青山ショールームがあり、少し先にはドイツの高級キッチンメーカー「bulthaup(ブルトハウプ)」ショールーム(予約制)があります。JAXSONのバスタブは全国の有名ホテルにも使われていて、浴室でゆったりとした時間を過ごすリビングバス空間を提案しています。一方、ドイツを代表するキッチンブランドbulthaupでは、世界のキッチンシーンをリードしてきた最新の素材づかいや機能、デザインを見られます。
次ページは、イタリアンモダン家具のショールームへ