世帯収入を上げることが豊かさへの近道
家計全体の世帯収入を上げることは、豊かになるために大切なことの1つです。「結婚したら女性は家に入る」といった時代は終わり、専業主婦は今では贅沢な職業とも言われています。出産や育児が落ち着いたらぜひとも女性も社会に出て働き、たくさんお金を稼いで欲しいと思います。以前からお伝えしているように、女性は出産・育児・介護・夫の転勤等で離職する可能性がとても高いのが現実です。しかし、それらをハンディと思わずに、以下のことを考えたいものです。
・だからこそできる仕事は何か?
・どんな状況になっても稼ぐことができるスキルを身に付ける
もし、今育児中などの理由で仕事をしていなければ、そういった仕事を模索し、学ぶには最高の時期です。
資格取得の前に考えるべき3つのポイント
大人になってからの資格取得は仕事や家事・育児の合間の勉強になるので、生半可な努力では取得に至りません。自分で隙間時間を有効活用させコツコツとした勉強が必要になるので、正当な努力の証とも言えます。資格取得で得た知識が自分の視野を広くし、より自分に自信がつくことでしょう。自己啓発か?稼ぐためか?しっかり考えよう
ただの自己啓発なら費用対効果やその後どう稼ぐかを考える必要はありませんが、その後の就職やお金を稼ぐことを考えている場合、資格取得にかかる費用・時間・労力に対してどれだけリターンの可能性があるのか、あらかじめ調べておくことも大事でしょう。いずれは仕事として資格を役に立てたいならば、どんな仕事につけるのか、どの位稼ぐことが可能か?私自身、FP(ファイナンシャルプランナー)の資格取得の勉強をしている間から、どうやってFPとして稼いでいくのか真剣に調べていました。まだ資格も取得していないのに……と考えずに、取得したものとして次の一手を考えておくのは楽しくモチベーションも上がります。
資格さえあれば稼げる?
資格を必要とする職種の多くは「資格さえあれば稼げる」というものではなさそうです。例えば医療事務の場合、資格だけではなく、笑顔で臨機応変に対応するコミュニケーション能力や接客マナーが窓口業務としては重要視されます。そのような社会人としての基本的なことや人間力が身についていると、資格はさらに生かしやすくなります。また、資格を取得して独立!という広告をよく目にしますが、資格取得と起業や経営とは全く別物です。起業は会社員でいることより10倍大変ですが、人生は10倍楽しくなります。安定を作り上げるにも10倍大変ですが、収入も10倍になる可能性があります。大好きな仕事ならば踏ん張れるのでぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?
稼げないのは「人の役に立てていない証拠」
資格をとって稼ぎたいという場合は、その資格でいかに人の役に立てるか?ということがカギになります。お金は人の役に立った分だけ手元に入ります。資格をとっても稼げないという方の多くは、その資格を世の中の役に立たせていないということです。資格を取ることより、その資格をどう生かし世の中の役に立てるか考える方が重要ともいえます。多くの人の役に立てることができれば、多くの稼ぎを手にすることができるでしょう。自分の腕一本で稼げるスキルを持っていれば、どんなことがあってもすぐに家計を立て直すことができます。そのような稼ぎ力をこれからは身に付けることが大切なのではないでしょうか。
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