若々しい新緑を楽しむ
春らしい色の代表としては若葉の色があります。全体的に明るさ感が低く、特に和のインテリアで使われる色は彩度が低いため、ともすると地味になりがちですが、明るい色と組み合わせると春らしい若々しい雰囲気になってきます。下の画像では、テーブル上に活けた若葉と、ナプキンに使われている「萌黄色」(もえぎいろ 色名は粋屋ホームページより)と呼ばれる緑が印象に残るインテリアです。広い面積を占めるテーブルクロスには、明るめのベージュを使っています。このため、緑を引き立てるだけでなく、空間全体も明るく若々しい印象になりますね。絵皿には緑とは対比の色となるピンクの絵柄を選んでいるので変化がついています。
明るく春らしいダイニング。中央の葉とナプキンの緑が印象に残る
中央の花器やプレースマット、テーブルクロスには正方形のモチーフを。伝統的な文様の市松のイメージで
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