増税で引っ越し業者は大忙し!
引っ越し後もゆとりある新生活を!
引っ越しシーズンです。今年の春は消費税増税による影響で例年以上に引っ越し業者は大忙しのようです。3月末に関しては引っ越し料金の通常の2~4倍というところもあるようです。我が家もこれまで家庭の事情や転勤など結婚12年目にして6回の引っ越しを経験しました。引っ越しに費やしたお金は数百万円以上にもなります。このように引っ越しには何かとお金がかかり、家計がガタガタになりがちですね。しっかり管理して、ゆとりある新生活をはじめたいものです。マイホーム取得or転勤等の事情による引っ越しのお金の使い方
◆新築やマイホーム取得等で予定された引っ越しの場合
新築やマイホームを持つ為の引っ越しの場合、住宅ローンを組む前からしっかりと資金計画の中に引っ越し費用を入れておくことが大切です。引っ越し費用は自己資金から支出しますので、多めに自己資金を持っておくことが大切になります。
◆転勤や諸事情による急な引っ越しの場合
急な引っ越しをする時は、とにかくバタバタになります。時間との戦いになりがちです。まずは優先順位を決めましょう。
1 勤務先や学校などを確認し、引っ越しの日取りを決める
2 引っ越し先の物件(アパートやマンション等)を決める
3 引っ越し業者を決める
まずは予算を立てることが引っ越しの必勝法!
◆引っ越し費用……引っ越しの日程と予算をしっかり伝える事が大切です。3月や9月などの繁忙時期は日程で随分金額に差が出ます。予算を伝えることで、業者から予算に近い金額を提示してもらいやすくなります。数社見積もりをお願いして予算内で抑えるように努めましょう。
◆家具……家族構成や住む家で持つべき家具は変わります。数年間しか使わないのなら「捨てる」事も考慮した金額の物が良いですが、一生物として使うのならば良質な物をしっかり見極める目も必要となりますので、じっくり選び納得した物と金額のバランスが取れている物が良いでしょう。家具についても一点一点予算を決め、総額の予算も決めておくことが大切です。
◆家電製品……部屋の間取りに合った省エネ性の高い物を選ぶことをお勧めしますが、引っ越しが多い場合はそれに限らず、費用対効果を考えましょう。持家の場合はLEDは良い選択ですが、数年で引っ越す賃貸の場合は元を取れないリスクも考えましょう。賃貸でLEDを買った場合はLEDも一緒に引っ越しさせ、継続して長期間使うことで節約効果は高まります。家電製品も家具同様、一点一点の予算を決めておくことが大切です。
◆日用品……住まいが変わると、サイズが違ったり雰囲気が合わないなどで買い替えが必要になる場合があります。新しい家の間取りやサイズ、雰囲気にマッチさせる為にも、引っ越し後に「無いと困る」といった優先順位の高いものから買い求めましょう。
◆食品……冷蔵庫内や食品庫内を整理する為にも、早いうちから計画的に残りの食品を使いきるように献立を考えて料理をしましょう。引っ越し前後は荷造りや荷解き等で、時間的にも料理をすることが難しくなりますが、外食ばかりでは家計も厳しくなります。余ってる紙皿や割り箸を利用しながら、惣菜や弁当といった手間もお金も少なくて済む食事も取り入れるといいですね。
「捨てる」にもお金のかかる時代。売れる物は売ろう!
引っ越しは家の中を整理する良い機会にもなります。不用品の中でお金に買えることができる物があればぜひリサイクルショップに買い取ってもらいましょう。我が家も先日、漫画を85冊売ることができました。持っていくのは大変でしたので、自宅まで出張買い取りに来てもらいました。その時、「買い取ってもらえるコツ」を教えてもらいましたので、お伝えします。
・本類のカバーは必須
・日焼けは厳禁
・付属品(取扱説明書やCD等)は揃っていること
・ポイントは綺麗で完全品であること
・家電製品は製造5年以内というのが買い取り基準
12月の大掃除や3月の引っ越しシーズンは、出張買い取りも早めの予約が必要です
家計もぐらつきがちな引っ越しだからこそ、引っ越しに関わるお金をしっかり予算だてして感情だけに流されないお金の使い方をしましょう。
【関連記事をチェック】
消費増税してもお得に「大きなモノ」を買っていく方法
消費税増税に負けない家計管理のポイント3つ
住むほどに家計費を節約できるマイホーム作り