愛犬を綺麗にしてあげたいと思った時、自分でお手入れをするケースと専門のショップにお願いするケースとがあります。犬の美容室、ドッグサロン、トリミングサロン、ペットサロン……呼び方はいくつかありますが、いったいどんなサービスをしてくれるのでしょうか? (ここではドッグサロンという呼び方で統一してお話を進めます。)そのサービス内容と選び方のポイントを。

グルーミングとトリミングの違いって何?

グルーミング中のミニチュア・シュナウザー
グルーミングでは全身を触られることになるので、人や物などなるべくいろいろなものに慣らしておきたい。
ドッグサロンにも、それだけを専門とするところ、ペットショップに併設されているケース、動物病院でサービスの一環として行っているケース、ドッグカフェに併設されているところ、自宅開業の小さなショップなど、その形態や規模は様々です。基本的なサービスは共通していますが、それぞれのサービス内容にはプラスαの特長をもたせたところもあります。

その前に、よく耳にする「グルーミング」と「トリミング」。いったいどこが違うのでしょうね? その違いについて説明しておきましょう。

トリミング
被毛を整えることを言います。ハサミやクリッパーを使って被毛をカットする「カッティング」バリカンや、クリッパーで被毛を刈る「クリッピング」手や専用の器具で被毛を抜いていく「プラッキング」の3種類があります。これらの技法を使って被毛をその犬種らしく、またはその子らしく仕上げていきます。

グルーミング
トリミングに加えて、シャンプーや耳掃除、爪切りなど、被毛を主体とした一連のお手入れすべて含めてグルーミングと言います。健康や清潔さを保つための全般的なお手入れといったところです。

日本ではこの二つが同じような意味あいでとらえられることがあり、ドッグサロンで働く人もトリマーと呼ばれることがほとんど。しかし、上記の説明でもおわかりのように、本来トリミングには爪切りなどは含まれませんので、海外ではグルーマーと呼ばれています。

ドッグサロンのサービス内容

ドッグサロンの多くが基本のコースとして「グルーミングコース」と「トリミングコース」を設けています。グルーミングコースに含まれるものは、主にシャンプー・リンス(コンディショナー)・ブロー・爪切り・耳掃除・肛門腺絞り・髭カット・足周りのカット、など。トリミングが必要のない犬種はこのグルーミングコースだけで充分です。トリミングが必要な子はグルーミングに加えてトリミングもお願いすることになります。

グルーミングコースをシャンプーコースとしたり、トリミングコースをシャンプー+カットコースとするなど、呼び方はショップそれぞれですのでご確認ください。

これらの基本的なサービスとは別に、アロママッサージや泥パック、カラーリングなどのサービスを行っているところもあります。

ショップ周辺のお客さんであれば、車での送迎を行っているところもありますので、自分で出向くのは難しい人はこうしたサービスを利用してみるのもいいですね。

ドッグサロンの料金

料金設定についても様々です。どのショップでも、犬種ごとにある程度の料金設定がなされており、チワワであれば2000円台くらいから、スタンダード・プードルやアフガンハウンドなどであれば20,000円を越すところまで幅があります。大型犬になるほど料金は高くなりますが、長毛種であったり、特殊なカットが必要であったり、それなりの手間がかかる犬種は割高になります。

爪切りや耳掃除などは単品でお願いすることが可能で、だいたい500~600円前後でやってもらえますので、必要に応じてそういったものを組み合わせてみるのもいいでしょう。